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カテゴリ:お気楽~観劇日記~
行ってきましたぁ~、名古屋まで♪(^0^)/
ただ、ただ、この公演が見たいばかりに、日帰り観劇の旅を決行! だってぇ~、今のところ東京でやる予定ないんだもん。 だったらもぉ、こっちから乗り込んで行くっきゃないっしょー♪(≧▽≦)ゞ 《二十一世紀歌舞伎組》の公演は、2004年夏の『OKUNI』以来。 そして、この『雪之丞変化』は観てみたかった演目のひとつ。 らび☆ミにとって『雪之丞変化』といえば、その昔《宝塚歌劇・雪組》の舞台で観た 一路真輝の雪之丞、花総まりの浪路、高嶺ふぶきのお初、轟悠の闇太郎(きゃー)という まさに“はまり役”だった、あのインパクトが今も鮮明な記憶として残る作品。 同じ演目、同じ登場人物でも、演じる背景によってまったく異なるものになるはずだから それも超~楽しみだったり♪(^m^) 今回はタイトルに〔2006〕とあるとおり、1990年の初演以来、何回もの再演を繰り返した 『雪之丞変化2001年』のニューバージョンということで、オープニングから いきなり意表をつく展開。 普通の現代劇に、一瞬「あら?一般の役者さんたちも出てんのね。」と思ってしまった。^^; でも 舞台上段の中央で黒光りするオートバイの横に座る、皮ジャン&皮パンの青年は・・・ えええええ~♪♪♪ だ、段チャンじゃないのぉおおおお???? しかも、そんなイデタチなのに“白塗り”って。。。(^◇^;) まぁ、その理由はすぐに明らかになるんだけどね。ふふ。。。 インターネットの“自殺サイト”に集う若者たちと、そこにアクセスし彼らを思いとどまらせようと 説得するトラック運転手、そして、まさに今、ある離島の断崖からバイクごと海にダイブしようと している、夢破れ、抜け殻となった1人の青年。 〔2006〕の物語は、ここから始まる。 青年に賛同し、自殺を煽り立てる若者たち。 でもさぁ。。。 いくら芝居とはいえ、舞台上から客席に向かって「死ね!」「死ね!」と全員で連呼するのは・・・ どぉなん? 一応“歌舞伎”でもあるわけで、客層もやっぱそれなりに年配の方たちもいたりして、 この過激なオープニングに多少の戸惑いを感じているであろうところに「死ね!」って、あーた。(;^_^A 中でも、猿紫クンと喜之助クンのイッチャッタ具合が凄い。(笑) 特に猿紫クン、見た目の美しさも超~らび☆ミ好みの死神でしたわ♪ で、この暗~く陰鬱なオープニングを、どーやって本編に絡めてゆくのかっていうと。。。 これまたビックリ仰天 今度は宇宙人の登場だぁ~ といっても、この“宇宙人”は〔2001年〕からの設定で、しかも発案者は猿之助師匠ってんだから もはや何も言うことはありません。(笑) そして、右近クン演じる“宇宙人”こと闇太郎(ややこしぃ^^;)が 段チャン演じる“ダイブして自殺を図った青年”こと雪之丞(何のこっちゃ^^;)に 「覚えていませんか?私たちは友達だったんですよ♪」と、前世でのイキサツを話し始める・・・ という流れ。 これが、本編というか、いわゆる『雪之丞変化』のお芝居になってゆくわけです。ふぅ このとき“ダイブした青年”は生死の間をさまよってる状態で、老人しかいない島での 緊急手術が行われている最中。 たったひとり、オペを担当する医師だけが他所から来た若者で、ちょっとワケあり・・・みたいな。 「何としても助けたい!」と手を尽くすのですが、そこには医者としての使命だけでなく。。。 『雪之丞変化』に関しては、まぁ普通に物語が進んでゆくんだけど、何せ闇太郎は 宇宙人なのです。(爆) 「蛇が大ッキライ!」というお初ネェサンの袂に、ひそかに蛇を仕込んでみたり(-_-;) 時々おかしな術を使って相手をやっつけちゃったりするわけだ。そんなのアリですかぃ。(笑) 挙句の果てに「私の星に行きましょう!」とか言って、追っ手から逃れるために雪之丞と浪路を 天の川の中にあるという“サジタリアス星”に連行しちゃう! でねっ この場面、花道がない中日劇場だからなのか、純粋にファン・サービスなのか、 下手通路に右近闇太郎が、上手通路に段チャン雪之丞&笑也浪路が、舞台から降りて来るの もちろん追っ手の人たちもその後からドドドーッとやってきて、何と客席の真ん中で 刀を交えて戦っちゃうの♪ 凄くないっ 目の前で“生チャンバラ”よ? 何を隠そう、今回のお席は上手側の通路そば。 ラッキーなことに前後は空席。そう、丸見え~♪d(⌒o⌒)b♪ しかも、雪之丞が浪路をかばいながら追っ手と戦う位置の真ん前。(o_ _)ノ彡☆バンバン うぅぅ~♪美味しすぎますぅ~~~ 思わぬ展開により間近で拝ませていただいた段チャンは、そりゃもぉ本当っに美しく、 意外と汗かいてなかったお肌はつるりんちょ♪ キリリとした涼しげな目元にドキューン 対して、ふと右近クンに視線を移すと何故か汗ダク。(笑) 何でやねん!(≧▽≦) 何かさぁ、『小栗判官』の時の橋蔵(爆)路線が定着しちゃいそうで怖いよぅ~。 右近クンを見ただけで、反射神経が爆笑を誘う今日この頃。 そうそう、特筆せねばならないのは春猿嬢のお初ネェサン!! “嬢”で“ネェサン”は矛盾してっぽいけど(^^;)でもこれ、すっごい良かったのぉ~~ん♪♪♪ 今まで春猿というと、可憐なお姫さまとかお嬢さんっていう感じで、こういう粋なネェサンを こんなに見事に演じられる人だなんて知らなくて。。。らび☆ミ的には一番のツボだったかも♪ あの、細くてキンキンした声で巻き舌よ? すっげぇーカッコ良かったぁ~♪(≧▽≦)惚れたぜぃ むく犬弘太郎クンとのやり取りも面白かったし、惚れた男の前で照れる仕草なんて、 めちゃんこキュート♪ あぁいうのを“可愛い女”っていうんだよなぁ~。見習いたいですわ♪ 雪之丞は結局、浪路との約束を果たせず仇討ちを成し遂げることになってしまうんだけど そのシーンは凄かったぁ~。(;^_^A 蔵に閉じ込められた3人の最期も壮絶だったし、感情コメコメの絶叫段チャンをひさびさに観て ちょっぴり苦笑い。いや、悪い意味じゃなくてよ。嬉し懐かし、みたいな。(^0^ゞ 懐かしいといえば、今回もまた美しい女形ぶりが観れましたなぁ~♪ デカイと言われようが、デカすぎると言われようが、綺麗なもんは綺麗なのだ! 文句あるっ?( `0‘)ノ~~~~~~~~~ν ピシッ! それにしても、どうしてあんなに何もかもが美しいのでしょ?? 実はワタクシ、かなりな段チャン足フェチ。(爆) しなやかな手先、指先もさることながら、『小栗判官』の時といい今回といい 美しいおみ足に見惚れまくり♪ ヒジョーにシリアスなシーンが織り込まれてるせいか、ところどころに笑いを誘う 息抜きみたいな場面もあって闇太郎が宇宙人ていうのも、その中の要素と考えれば 違和感は・・・ないか?^^; セリフのやり取りでも、とんでもない発言をする闇太郎に雪之丞が素っ頓狂に驚くとき まるで“素”のように段チャンが発する「はぁああ」とか「●▽※■☆」っていうのが 超~可笑しくて。(≧▽≦) 右近クンは涼しげな顔してヘンテコリンなこと普通に言うし、最後の宙乗りも いきなり白衣(?)のまま普通に上空を横切っていったし。<サジタリアス星に帰ったらしい。^^; 互いに愛し合いながらも、想いを遂げられなかった雪之丞と浪路が天国へ昇ってゆく、 というのならまだしも、あれは・・・何の意味があるの?(笑) ←何だかんだ言ってGoodsをゲット! パンフレットとサイン&定紋入り段治郎タオル♪(^m^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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