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☆らびあんろーず☆

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 jst@ Re:天野喜孝【マニエラ】-上野の森美術館-(05/05) ドグラ・マグラ表紙は、米倉斎加年氏では。
 いるかと言う昔はえるしえろと申すものです@ Re:嬉しいことがあった日は。。。 連絡つかないのがなんとも…
 らび☆ミ@ >いるかさん♪ お元気そうな近況、何よりです。(笑) …
 いるか@ 今更ながらコメント入れるよ いるかです! そう、いるかです。 あん…
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Aug 4, 2006
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LOVE LETTERS』という、手紙を読みあうお芝居があることは知っていた。
でも、こんなにたくさんの方たちによって繰り返し上演されていたことも、
ただの朗読劇にとどまらない情感豊かな世界がそこに存在することも、
想像だにしていなかった。
今回、初めて足を運ぶことになったのは、出演者の中に大好きな役者さんハート(手書き) がいたから。
相手役も、ドラマ等で好感を持っていた女優さんだったので「是非とも観てみたい♪」と
普段は絶対にしない先行予約(有料爆弾)までして、チケットを押さえた。
その甲斐あってか(?)席も、客席ほぼ中央という絶好のポジション。グッド
表情がわからないほど離れてはいないし、微妙な照明の効果が映えないほど近すぎない。


アメリカの裕福な家庭の幼なじみの男女が、一生涯“手紙”のやり取りをすることによって
それぞれ対照的とも思われる人生を歩んでゆく様子が、青春時代の〔一幕〕と
大人になってからの〔二幕〕を通して語られる。
言葉にすると何とも味気ないが(^^;)そこには、10代の無垢で素直な感情から
成長と共に微妙にすれ違ってゆく2人の関係、もどかしさ、ジェラシー、怒り、喜び・・・
様々な感情のぶつかり合いと、どうすることも出来ない現実、希望と絶望、などが
長い年月と共に、確かに存在する。

〔アンディ〕役の市川段治郎は、彼の持つ“優しさ”とか“真っ直ぐさ”、
ちょっと“天然っぽい”けど“妙に頑固”(笑)みたいなキャラが、気弱で頼りないところが
ありながらも、自らの宿命をまっとうしようと突き進む姿に上手く重なっていたんじゃないかな。あっかんべー
逆に、〔メリッサ〕の木村多江は、イメージとして抱いていたような
何処かつかみどころのない“ぽわん”とした感じではなく、直情的いなずまで自由奔放ダブルハート
肝心なところでハッキリしない〔アンディ〕にいらつきながらも、最後まで彼を求め続ける
“オンナ”の部分を、全編を通して感情のままに演じてるのが新鮮だった。
手紙を書くことが好きで、時に長く退屈な内容を延々と綴る〔アンディ〕に対し、
本当に呆れたような表情でつまんなそうに聞いてるのは笑えた。(^^;)
こういう言い方をすると語弊があるかもしれないけど・・・〔アンディ〕という人物の
表現者である段治郎と、〔メリッサ〕本人である多江さん、みたいな?
〔アンディ〕の手紙に一喜一憂し、心のままに想いをストレートにぶつける〔メリッサ〕が
とても可愛かったし、何だか他人事には思えないほど身近に感じてしまった。(^0^ゞ

水差しを置いたテーブルを挟んで椅子に座ったふたりが、相手への手紙を読み合う。
必然的に、それぞれの視線は“手紙”(台本)か、または正面であることがほとんどで
互いに顔を見合わせたりすることはない。
たった一度だけ・・・・・〔メリッサ〕が〔アンディ〕を見つめる瞬間。
〔メリッサ〕の母親に宛てた最後の手紙の中で、これからは彼女無しで生きてゆかなければ
ならないことに触れる不安げな〔アンディ〕に、優しく微笑みかける〔メリッサ〕。
「大丈夫よ、アンディ」(*^^*)
このシーンが一番胸キュンハート(手書き)でした。“切なさと愛しさと心強さ”かな。(笑)
初めて見せる、大きくて暖かい愛 どきどきハート に満ち溢れた笑顔とその言葉は、だけどもう
〔アンディ〕に直接届くことはないの。 
だって彼女は・・・自ら命を絶ってしまったのだから。涙ぽろり

そこから語られてゆく〔アンディ〕の想いと、それを見守る女神のような〔メリッサ〕。
最期は破滅への道を転がり落ちていったようなところもあったけど、これでやっと、
やっと心穏やかに、愛する〔アンディ〕のそばにいられるね。
「ありがとう、アンディ」で終わるラストまで、すごく切なかったけど〔メリッサ〕の
笑顔がとても嬉しかった。。。


正直言って、最初は「段ちゃんを観に」行ったようなものだったけど(≧▽≦)
舞台に2人が現れた瞬間、思わず目を奪ったのは・・・木村多江さんの顔の小ささ!
そして、ゴージャスな巻き髪でも、派手なメイクでも、目立つ色のドレスでもないのに、
何と華のあることか♪さくら
やっぱり女優さんって特別なオーラきらきら があるものなのね~♪(ё。ё)
とりわけ鎖骨の美しさに、しばし凝視 目 状態。
決して、これ見よがしにデコルテを強調したようなデザインというわけではなく、むしろ
太めのストラップのシンプルな白いロングドレス。
お芝居の途中で時々脚を組んだりするときに見える、ラインストーンの付いた
華奢なデザインのサンダルが、細い足首に映えてこれまた美しいことこの上ない。

もちろん、段チャンハート(手書き) だって負けてはいませんわよ~~っ♪
ヘアスタイルは、いつもの茶髪を無造作にやや横に流してる感じで、
今日はツンツンヘアではありませんでした。(笑)
ダークスーツをスッキリ着こなし、〔一幕〕ではオレンジ系、〔二幕〕ではグレー系と
ネクタイをお色直し。もしかして、シャツも替えてたかなぁ。
ライトの加減かもしれないけど、〔一幕〕の方は少し色がついてたようにも見えました。
これって〔一幕〕は“若者”、〔二幕〕は“大人”という感じをイメージしてるのかなぁと
らび☆ミ的に解釈しております。
左手の人差し指に大きめの指輪をしてたようだけど、デザインまではわからなかった。(>_<)
まさか、こーちゃんとかがしてるような“ゴス”系ではないとは思うけど。(爆)

カーテンコールでは段チャンハート(手書き) がさりげなくエスコートし、多江さんがちょっとはにかみ気味に
それに従ってるのがすごく可愛らしくて、拍手する手にさらに力がこもっちゃいました。(^0^ゞ
2回目のコールだったか、上手・下手それぞれにお辞儀をする歌舞伎式(?)の挨拶をやったり、
いつまでもなりやまない拍手に、2人とも「え?どうしよ?^^;」みたいな感じで(笑)
段チャンハート(手書き) たら思わず両手を振ってましたよ。
すかさず、ワタクシも振り返しましたがね。(o_ _)ノ彡☆バンバン 


このお芝居が、いろんなカップルの組み合わせで何度も上演されることに納得。
だって、演じる人によって、その都度違った〔アンディ〕と〔メリッサ〕の物語が生まれるんだもの。
LOVE LETTERS』そのもののリピーターが多いという意味がわかりました。





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Last updated  Aug 6, 2006 03:32:55 PM
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