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カテゴリ:お気楽~観劇日記~
段チャンご出演の『愛、時をこえて-関ヶ原異聞-』を観劇。
「貴城けい、宝塚歌劇団退団後初主演による奇想天外な音楽劇。」 と劇場サイトにもあったけど、まさに・・・その通りだった。(笑) いやいや、なかなか面白かったですわ♪いろんな意味で。 地元という安心感からか、ついゆっくりしすぎて 気付けば、家を出ようと思ってた時刻をまわってた。 慌ててポロくん出動するも、渋滞してると思われる道を避けて選んだ道が これまた途中で渋滞にはまり(自爆)開演2分前にやっと駐車場に到着。 が、劇場はビルの11階。 そして、こんなときに限って。。。 エレベーターが来ないっ!! 慌てて階段を駆け上がったが、上がっても上がっても、11階は果てしなく遠い。。。 ゼェゼェしながらロビーに着いたときには、既に遅し。 無情にも、開演の幕は上がった後。 ポツンとひとりで待っていた妹に平謝りし、ゴソゴソと場内へ。。。 真っ暗な場内、ステージ中央には十字架が突きたてられた棺らしきもの。 「どうやら・・・棺が流れ着いたところには間に合ったらしい?」 “関が原の時代に甦ったドラキュラと、石田三成や細川ガラシャが絡む芝居”(略しすぎ) という概要だけはチェックしてあったので、「良かった、始まったばかりだ」と、ひとり安堵。 階段ダッシュのおかげで、とめどなく流れる滝のような汗を拭いながら どうにか席に落ち着き、あがった息を整えながら、やっと観劇態勢にはいる。 舞台は一転して明るくなり、港で商売する人たちが面白おかしく喋っている場面。 この会話の中で、「ほら、あそこの、今遅れて入ってきたお客さん」というフリがあって 一瞬「えウチら??」と焦りまくる。(爆) あれは多分、そういうセリフなんだよね、あらかじめ。(;^_^A そうこうしてるところに、段チャン演じる石田三成登場 「うひゃぁ~~~~ かっちょエエ~~~」 こういう、何て言うの?立派なお侍さん(爆)みたいな、お殿様みたいな、 袖のところに紐が付いてる着物(?)あー、名前がわかんないよ。^^; とにかく、そのイデタチがホンっトに似合うのよね~♪ ちゅてきっ で、何故か、その十字架の突きたてられた棺をお買い上げ。(笑) ちょっと“悪”っぽい表情の段チャン三成、これまた・・・ちゅてきっ こういう役どころ、らび☆ミ的には超~ツボ! やっぱ根底にあるのは“魔王崇拝”だから? そして、野望を抱く三成が棺の十字架を引き抜くと。。。 にわかに雷鳴とどろき 閃光が走り 姿を現したのは 銀髪ロングヘアの・・・え?トート いや、封印を解かれたドラキュラ。 なんだけど、どーにもトートに見えてしょーがない。^^; 今にも「えり~ざべぇ~♪♪♪」と歌いだしそう。。。と思って見てたら、何と!! ホントに歌い出した いや、「えり~ざべぇ~♪♪♪」ではないけど。(爆) しかも、両手を広げて堂々と歌い、歩く、その姿は・・・まるで宝塚。 いや、宝塚なんだけどね? いや、今は違うんだけどね?(乱) このとき初めて悟った“奇想天外な音楽劇”の意味。(o_ _)ノ彡☆バンバン! 呆気に取られてヘラヘラ笑うアタシをものともせず、もの凄い展開で物語は進む。 妖気あふれるドラキュラの心をかき乱す、純白の祈り、歌声。 礼拝堂に降り立つドラキュラ。 いきなり、侍女の首筋にカプリ♪(≧▽≦) ここに集うのはキリシタン大名の高山右近と、シスター(?)マルゲリータ。 って、ピザですかぃ(爆) ガラシャの旦那の笑也クン@細川忠興は、超~ジェラシーなヤツで 自分の奥さんを三成に見られるのもNG ┐(´-`)┌やれやれ 笑也クンの“男役”っていうのも初めて見た。 あれは、声とか、やっぱ作っているのでしょうね。 ちょっと篠井サンっぽく見えたりして(笑)意外と良かった♪ ガラシャの華城季帆ちゃん、エトワールを務めたことがあるだけあって 伸びのあるとても綺麗な歌声(お芝居の声も良かった)で、何故か 純名里沙を思い出しちゃった。^^; いかにも“まっさら”で“慈悲”に満ち溢れ、ドラキュラが惚れてしまうのも無理はない? って、こんな場面でもやっぱり・・・歌いだした 今度はデュエットだよ おぃおぃおぃ!! しかも、このドラキュラ、昼間は着物姿の町人となってウロウロしてる。(爆) 「えっ?吸血鬼は日の光に当たると溶けちゃうんじゃ??」←『ムンチャ』の見過ぎ 町で出会った踊り好きな娘たちに「踊ってみて♪」と言われ、最初は戸惑いながらも 次第に本領発揮その華麗なるステップは、まさに・・・黒燕尾 「どこで覚えたの??」と聞かれ「昔いた国で。。。」(それって宝塚でしょー/w) おまけに、その踊りのセンスをかわれ(笑)町娘たちとダンサーズを結成。 正体を聞かれれば「男にあらず、女でもない妖かしの者」、名前はまだ決めてなかったので “昔の国”=“出雲”で、いつのまにやら『出雲のお国』となっていた。(≧▽≦) なんぢゃ、そりゃ (o_ _)ノ彡☆バンバン! でね、この昼間のお国のイデタチなんだけど、これまた何て説明したらいいのか 頭にハチマキ(じゃないんだよ!帯の細いようなやつ^^;)みたいなのを巻いて、 帯を腹の下の方で締めて、草履を履いてるんだけど(わかるかなぁ^^;) その姿が、と~っても素敵なのっ サイドの毛が少し頬にかかる感じで、ポニーテールみたいに結わいてるんだけど ふと斜め下を向いたときとか、何気ない仕草にGackt入ってるし。(笑) らび☆ミ的には、ドラキュラよりも、このお国の貴城けいの方が良かったな♪ 特に目を奪われたのは、その細くて長い指先のしなやかな動き。 “綺麗な手フェチ”特に“指先フェチ”のワタクシには、もぉ~たまらんっ ってな美しさでございましたわ。。。 それだけでも、この舞台を観た価値があったってもんだぃ♪ 結局、最後は三成の野望かなわず(それをドラキュラが手助けするのが 棺の封印を解いた三成との約束だった)自力での関が原の戦いとなる。 ドラキュラは再び棺に封印され・・・って、あれ?? 何でガラシャが亡くなったことで、ドラキュラも諦めちゃったんだっけ?! 途中あまりにも突っ込みどころ満載で、最後が何だかよくわからないで終わっちゃったかも。(笑) カーテンコールの幕が降りるとき、貴城けいさんが両手をちっちゃく振っていたら 段チャンも同じようにプルプルしてくれて(笑)それがすっごい可愛かった。 でもなぁ~、正直なところ「これで9000円って、どぉなん?」って感がなくもない。^^; 宝塚チックなところを除いても、全体を通して何かしっくりこないというか、 場面転換や暗転の間とかもビミョーだったし、役者さんたちの持ち味が違うから? うーん、何だろ?? うまく言えないけど、何か違和感が残ったのは確か。 実は、途中から舞台だけに集中できなくなった、もうひとつの理由。 休憩を挟んで後半の幕が上がるちょっと前、席について雑談していたら、 妹が急に固まって一点を見つめてるから、どうしたのかと思ったら。。。 「春猿っ」 何と、私たちの2列前の席に春猿丈がっ!!! うっそ ぜんっぜん気付かなかったよぅ~~!!! お友達らしき男性と一緒でしたが、お芝居の途中で何やらその人に耳打ちしたり、 両手で膝を抱えて体育座りみたいなカッコで観てたり(椅子なのに/w) すぐ目の前なもんで、ついついそっちが気になっちゃって。(笑) Tシャツにベストというシンプルなカッコが、また、とてもお似合い♪ 相変わらずの、スベスベでぷっくりした頬を斜め後ろから眺めながら 思わず触ってしまいそうな衝動を抑えるのに必死でした。(爆) お耳もちっちゃくて可愛いのよぅ~~~~♪♪♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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