俺の思い出その2
俺は、ホントにすぐ体調を崩す男です。前回、幻覚を見るほど高熱を出す話をしましたが、高熱を出すともうひとつ起きてしまう現象があるのです。それは、肛門がユルくなってしまうのです。今から9年前の22歳の時です。いつものごとく、高熱を出して家で寝込んでおりました。もちろん、その時もドラえもんはしっかり見ております。熱でやられすぎて、若干笑っていたかもしれません。そんなフワフワした気分だったその時、ふとおならが出そうな衝動に駆られました。我慢はよくないので、何のためらいもなく、布団の中で腹に力を入れた瞬間!!!!「ブリッ!!!!」とても、おならが出た感触ではないのです。明らかにお尻が冷たくなりました。そう、俺は屁じゃなくう○こをしちゃったのです。う○こを漏らしまくってしまったのですよ。「あ゛あ゛~・・・」そりゃ声も震えますよ。いくら高熱を出して苦しんでいるとはいえ、22歳にしてやっちまった訳ですから。 しかし、体は高熱でどうしても自由に動かない。絶対にイヤだったが、仕方なく隣の部屋にいる母親を呼びました。「かぁちゃ~ん、俺大変な事になった~・・・」母親が俺の部屋に来ました。彼女は、もちろんキョトーン顔ですよ。何が大変なのか、意味が分からないですからね。死にたい気持ちで、俺は母親に事の真相を打ち明けました。 「俺、う○こ漏らしちゃった・・・。いい歳こいてう○こ漏らしちゃった・・・。」母親はこう言いました。「早く拭き取って風呂場で洗ってこい!!」わぉ!!さすがは俺の母親。まさに、テメェのケツはテメェで拭けです。もちろん、母親にケツを拭かせる気は始めからサラサラないですよ。ただ、換えのパンツ位持ってきてほしいという、淡い願いを込めて呼んだ訳ですが。これでは、単に母親を呼び出して自分の失態をさらしただけじゃないっすか!!ちなみに、その時の俺は41度の熱がありました。立ち上がるのもママならない赤ちゃん状態なのです。それは、母親も充分承知の事実なのです。でも、テメェのケツはテメェで拭けと言われちゃあ、俺も負けてなんかいられません。這いつくばってまずトイレへ。一生懸命拭き取った上で、今度は風呂場へGO!!洗剤を使い必死に洗いましたよ。その間、下半身はもちろんヌーディーな状態です。高熱があるってのに、下半身フル○ンで這いつくばってる22歳ですよ。まったくもって情けないです。俺の人生はこんなことばっかりです・・・