着付けてもらう時のコツ
幼稚園の時に日本舞踊を習い始め、毎週浴衣を着てお稽古をしていました。なので、浴衣で半幅帯くらいは小さいころから自分で着られたんです。はじめの頃は、母が浴衣の腰上げして縫いつけて、紐をつけてくれていたので、両側の紐を引っ張れば、簡単に着付け出来たんですけどね。おかげで、着物でも走ることも跳ねることも、大食いすることだってできます。紐のくくり具合と、裾さばきさえマスターすれば、着物でも楽々動けますよ。よく七五三で子供に着物を着せたら、神社から帰る車の中ですぐに脱いじゃった、着付け代が高かったのにと、お母さんがなげいているのを聞きますが、たぶんぎゅうぎゅうに締め付けられちゃったからでしょうね。成人式で着物を着て、着物ぎらいになっちゃった人も同じなんでしょうね。私が娘に着物を着せる時に言っていること、着付けてもらうときに試してみてください。『紐や帯を締める時には息をたくさん吸い込んで止めて、お腹や胸を膨らませること』着付けで紐や帯を締める時に、「あれ~~」っとされるがままにしていると、息を吐いてしまうんです。そうすると、体に紐が食い込んで・・・。