"疑問"が疑問
昨日は悪態をついてしまったので(ちょっと反省してます)、今日はラテン系イタリア語の進捗状況を。コースも半分に差し掛かり、カウンセリングで自分の状況と心理状態を説明したところ、中間チェックの意味も込めてイタリア語統括の先生とのレッスンを受けました。今まで習ってきたことの総復習で、矢継ぎ早に展開していったワケですが、自分の弱点が分かりました。私には"疑問"が疑問です、先生!!!簡単な会話の質問(疑問形)には答えられるようになりましたが、逆に疑問文を作るのは意外に難しいです。英語でいうと This is a pen.という答えに対して What is this?という疑問文を作ればよいのですが、疑問文のヒアリングが出来ても、答えが用意されていて自分で疑問文を作るのは何故だか難しい。 全く逆の作業なのに、何故でしょう?しかも文法的な説明はほぼされないので、例文を思い出してアレかな?コレかな? と手探りで疑問文探しの旅に出ているような感じです。 む、虚しい・・・。しかも頭の中で what,which,where,how...等という英語に置き換えて規則を理解しようとしているらしく、その規則に当てはまらないと非常に混乱します。というような今の自分の混沌ぶりをカウンセリングで伝えたところ、英語や日本語に置き換える発想はしないでね と言われました。 今のスクールは完全に現地語100%を耳から覚えていくメソッドなので、他の言語に置き換えることはせず、現地語は現地語のまま口をついて出るまで憶えちゃいなさい! ということらしいです。その為なら何度間違っても良いし、どんどん反復しているうちに、そのうち口をついて出てくるようになるらしい。理論は分かります。 英語でも子供が耳から覚える時は文法のことなんて考えずにスラスラ話すようになりますからね。それと同じ理論 というのは分かりますが、なまじっか大人になって文法とか英語=外国語に対する知恵をつけているので、その謎が解明されないのはもどかしい限りです。が、アドバイスに従ってそっくりそのまま会話しながら身に沁み込ませていこうと思います。 上達までの道のりは遠い・・・。でも、先生からのフィードバックには respond very well and talkative =よく反応するし、よくしゃべる と書かれていたので、”言語は口数が勝負!”を信条としている私にとっての進捗としては悪くないですな。 これからもイタリア語マシンガントークガンバリます!と決意も新たにしたところで、家にイタリア語の映画のDVDがあったことを突然思い出し、早速イタリア語で鑑賞してみました。『NIRVANA』(ニルヴァーナ)という映画で、元々主演の俳優さんクリストファー・ランバートが好きで買ったものですが、話も面白くてお気に入りのB級映画のひとつです。 ストーリーは近未来でゲームの中の主人公が意思を持ってしまい、現実と仮想が入り乱れて大騒ぎ という内容なのですが、その不思議な世界観も私のテイストで、この作品の登場があと少し遅ければ、MATRIXにとって替わっていたかも? と思える斬新さです。 肝心のイタ語ですが、ところどころ分かる部分があったりして、ちょびっと嬉しくなってしまいました。 日本語字幕で観ていたのですが、いつかイタ語字幕で観て、最終的には字幕なしで会話が分かるようになることが目標です。 俳優さんも話も好きだし、今後更に楽しめそうな勢いです。最期にも一つイタ語ネタを。私のファーストネームにはローマ字で CHI という綴りが入りまして、発音は”ち”なのですが、イタ語で CHI は”き”と読むので、イタリア人は正しく名前が発音できないだろう ということを先生が教えてくれました。イタリア語読みで私の名前を読むと、ヘンテコな名前になってしまいます。イタリアに行った時には、CHI は CI と書かないとヘンテコな名前で覚えられちゃうので、気をつけよう と思った次第です。 でもイタリアンネームがあるのも格好いいかも? とか勝手に思ったりして!(^^ゞイタ語のコースもあと残り半分。 どこまで進歩するか、自分でも楽しみです。 そして今年の夏はイタリアに行ってやるぅ!