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タキソールという薬は、アルコールに溶かしてあるそうです。
だからなのか解りませんが、これを点滴するとめちゃくちゃ眠くなりました。 しばらく点滴室のベッドから起き上がれない位でした。半分酔っ払ったような感じです。私はアルコールがまったく飲めないので、余計にそのような症状が出たのかも知れません。 FECとは違い、この薬は吐き気がほとんどありませんでした。調べると、主な副作用は手足のしびれ、浮腫、関節痛や筋肉痛、それとやはり脱毛があるもよう。脱毛はFECで頭がツルツルになっていたので、もう関係ないと思いきや、そうでもなく、このタキサン系の薬のおかげで、半分くらいは残っていた眉毛とまつげが、きれいさっぱり抜け落ちてしまいました。とほほ…。 まつげがないと、何となく締まらない顔になるので、外出する時は、一生懸命アイラインと眉毛を描いて出掛けていました。抗がん剤が終わってちょうど一ヶ月なんですが、最近やっと眉毛とまつげが生えてきました(^O^) まつげがないと、目の中に入るゴミのせいなのか、すぐ涙が出てしまい、なんだかずっと、涙ぐんでるみたいな感じでしたよ(^_^;) 常にうるうるしてるみたいな。 治療は比較的順調に進んでいた方だと思うのですが、タキソールをやり始めてすぐ、問題が起きました。血液検査の肝臓の数値が悪くなってしまったのでした。とりあえず一週間点滴を休んで様子を見ましょうという事になり、それで戻れば、やはりこれは薬の副作用による肝臓障害であり、抗がん剤ができるレベルまで回復しなければ、このタキソールは断念しなければならないそうです。一週間後の採血で、数値はやや戻っていたのですが、抗がん剤ができるレベルまでは回復しておらず、とりあえずもう一週間様子をみました。次の週は点滴できましたが、それによって、更に肝臓の数値が悪化してしまい、結局タキソールは合わないのでやめる事になりました。アルコールが駄目なことが、今回の肝臓障害と関係あるのかと思い、医師に質問してみたのですが、おそらくそうではなく、なんらかのアレルギーが原因ではないかとの事でした。 さて、次の治療をどうするかという話になるのですが、試しに同じタキサン系の薬でタキソテールをやってみることになりました。タキソールと構造が微妙に違うので、もしかすると大丈夫かもしれないとの事でした。これがバッチリ当たり、タキソテールでは肝臓の数値はまったく正常のままだったので、残り9回をタキソテールで行く事になりました。なので、ここからはタキソールではなく、タキソテールの副作用になります。 FECほど顕著な副作用は、私は出ませんでしたが、地味ながら嫌な副作用は、やはりありましたので、それについてもまた書こうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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