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タキソテール9回のうち、半分くらい行った頃でしょうか、だんだん手足の指がしびれ始め、爪が変色していきました。それに伴って、指先が痛くなりだし、最終的にはシャツのボタンも留められない状態に。あれは不便だったなぁ。指先というより、爪が痛い感じでした。今も手の爪は、変な色の部分がかなり残っています。その下から、正常な爪が生えてきて、きっちり二層に分かれています、今現在の私の爪。
でも、指先の痛みもさることながら、私がタキソテールで1番辛かったのは何と言っても味覚障害でした(>_<) もう、食べ物の味がほとんど分からなかった 口の中も、なんだかザラザラするし、舌先はしびれて感覚がなかったです。 試しに醤油を舐めてみたのですが、何の味もしなかったです。(その時は、さすがにびっくりして、思わず笑ってしまいました) お味噌汁やラーメンの汁を飲んでみても、まるでお湯を飲んでるみたいでした。 私はこの味覚障害が辛くて辛くて(^_^;)なにしろ食べる事が大好きで、美味しい物を食べてる時が1番幸せな人間だったもんですから…。嗅覚は普通だったので、美味しそうな匂いはぷんぷんしてるのです。美味しそうだな、いただきますって食べた瞬間、口の中に広がるべき味がまったく広がらない、あの虚しい感じと言ったら…(泣) 私はこれが本当に辛かったので、何とかして、少しでも美味しく食べられる物はないかと、色々と行錯誤してみました。 チェックリストを作り、その時食べた物を三段階に評価して書き込んで、食生活の参考にしていました。(ほとんどの物が最低ランクでしたが)いま考えるとどんだけ必死なんだよ?って感じで笑えますが、当時は真剣でした。分析してみると、全部まるっきり味を感じない訳ではなく、何となく分かる物もある。特に酸味はよく分かる事が判明し、しばらくはずっと酸っぱい物ばかり食べていました。(冷し中華とか酢豚とか、酸っぱくて、なおかつ味が濃い物の方が私にはよかったみたいです)飲み物も、色々試してみたのですが、何を飲んでも美味しくなく、唯一飲めたのが紅茶だったので、ずっと午後の紅茶のストレートを愛飲していました。 味覚障害の事を医師にも相談してみましたが『おそらく劇的に改善される事はないと思いますが』という 注釈付きで、プロマックという亜鉛を補給する薬を処方してくれました。本来は胃薬らしいのですが、味覚障害には亜鉛が有効な事があるので、この薬を処方しているそうです。効果のほどは、なんとも言えませんが、少なくとも私には良く効いたとは思えませんでした。 味覚障害は、私にとっては辛い副作用でしたが、まあ、普通の人だったら、きっとここまで辛く感じないと思われます。あくまで、食い意地の張った私ならではかと思います。(^_^;) (こんな事で辛いとか言ってたら、頭頚部の放射線治療や何かで、味覚を完全に失ってしまった方に笑われますね) あと、目立った副作用は、私の場合、鼻血がよく出てました。鼻の中も乾燥した感じでした。ちょっと強めに鼻をかむとすぐに出血しました。ほぼ毎日、鼻血は出てましたね。 上記が私の体験した症状ですが、副作用は強さも出かたも千差万別だなと思った事があって、患者会で知り合いになった方は、私と同じ薬をやっていましたが、味覚障害はまるでなく、ひたすら体の浮腫に悩まされていましたよ。私は浮腫は全然出なかったんですけどね。 という訳で、一応ここまでが副作用の日記になります。また、何か思い出したら書きたいと思います。 そして次回からは、リアルタイムの普通の日記を書こうと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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