|
カテゴリ:カテゴリ未分類
『マリリン 7日間の恋』
最初、実際に作品を観るまでは、単なる恋愛映画と思い、少々敬遠していた。 それは大きな間違いだったと知る。 ーこれはメイキングオブ「王子と踊り子」、"映画についての映画"だった。 人生の一瞬、すれ違った青年が仄見た、モンローが抱えた地獄。若くイノセントな彼の視点から外れることなく、総ては"美しき追憶"の中に閉じ込められる。 だからこその食い足りなさも多少感じるが、映画の枠に美しく収める、なかなか上手い趣向だと思う。 オリヴィエの自伝『一俳優の告白』を再読したくなった。ケネスブラナー演じるオリヴィエの困った顔が、1番キュートだった。(笑)
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.18 04:22:28
コメント(0) | コメントを書く |