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テーマ:DVD映画鑑賞(14125)
カテゴリ:映画
森田芳光・織田裕二版『椿三十郎』がいよいよ今日から公開されますね。
その前に復習というか何度も観てはいるけど、 黒澤明・三船敏郎版『椿三十郎』を鑑賞。 同じ台本で撮影されるということで、どんな出来になるかも 楽しみなので各シーンを目にやきつけて(笑) 山本周五郎原作の『日日平安』が原作のベースとなっていて、 主役を腕の立つ三十郎に置き換えて映画化されたという。 三十郎の豪胆さや頭の回転のよさ、鮮やかな刀さばきが 白黒の中でも際立ってスピーディに殺陣を行っており、 心地よい。 また物怖じしない時代劇、時代劇しない主人公の台詞も また魅力の一つ。 最後の仲代達矢との決闘のシーンも衝撃的だ。 底抜けに痛快娯楽作品に仕上がっている。 巨悪に対峙する若侍の計画を聴いてしまい、 その甘い計画に危惧を感じた三十郎のリーダーシップは 現代にも求められる要因の一因だと思う。 結局どの時代にも悪や賄賂などがはびこっているが 故にこれに森田芳光・織田裕二が 立ち上がったわけだが、彼らの事だから、 単なるリメイクに感じない作品になっていると思う。 こちらも楽しみだ。 ← 参加しています(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
December 1, 2007 09:30:25 AM
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