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斯波俊志

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February 7, 2008
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カテゴリ:アニメ・漫画
小学館文庫6巻『吸血木』を題材に構成

原作では、登場しないオリジナルキャラクター
寝子(声:中川翔子)の初登場。
今後度々登場すると思われる。

地獄から戻った水木も毎回登場し
TVの鬼太郎の側で臨体験し、
視聴者側との仲介役的な役割で、
クッションになっている。

またねずみ男によって吸血木に取り込まれる
歌手・トランプ重井(声:ピエール瀧)は
原作には登場しない。

原作では、奥山村という村の爺さんに
よって村の人々が次々に赤い木になると
いうことで鬼太郎親子は訪れる。



そして、なんと鬼太郎が吸血木に
取り込まれてしまう。

しかし、その強い生命力によって、
実となってまた誕生するという話
になっている。



それでは、なぜ吸血木というのが
出てくるのかというと、のびあがりと
いう妖怪の仕業で村人が次々と木にされ
そして枯れ木となって死んで行くという話だ。

この話ではねずみ男は登場しない。



原作とは全く異なった味付けになっていて
TVを観るとまたこれからどうなるんだろうと
二度おいしくTVを拝見出来て非常に面白い。

最後にマッチで木を燃やすというのも、
なかなか現実的で違った味付けだ。

このように今のところ、鬼太郎は
皆さんご存知の攻撃のちゃんちゃんこや
下駄や毛針を使用していない。

なので人間に囲まれて簡単に
ボコられたりねずみ男とはまだ友好関係にはない。



しかしピエール瀧は個性的でまたしっかりした
脇を固める俳優及び声優になったなと、最近感じる。

NHKのおでんくんでジャガー役も彼だ。

そして主題歌『モノノケダンス』で
電気グルーヴも健在だ。

くしくも今回はオープニング&エンディング歌手の
共演とあいなった。



公式サイトには、キャストの中に
トランプ重井の名前も書かれているので
今後も登場するのかもしれない。



(注)現在『墓場の鬼太郎』は角川文庫から6巻で再構成されて出版されているみたいです。

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Last updated  February 7, 2008 12:15:56 PM
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