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テーマ:今日聴いた音楽(75639)
カテゴリ:音楽
『翼を広げて/愛は暗闇の中で』ZARD 08.4.9発売
両A面扱いのZARDの最新ナンバー。 『翼を広げて』は映画・名探偵コナンの新作のテーマ曲。 また『愛は暗闇の中で』はテレビの名探偵コナンの オープニング曲。 それぞれのレビューを自分なりに表現してみました。 『翼を広げて』はDEENに提供した93年のナンバー。 詞:坂井泉水、曲:織田哲郎のゴールデンコンビの作品。 今回は今までファンの強い要望がCD化と運んで 陽のあたる表舞台へと登場したわけだが、 単にセルフカバーに留まらず、坂井泉水の 世界観が如実に表現されている。 アレンジもその当時よく一端を担っていた 明石昌夫氏というのも懐かしさの要因と言える。 透明感溢れる優しい歌声が広がり、大空に 広がるように感じ、シンプルながらクラシカルな 楽曲に仕上がっており、これがお蔵入りに なっていたのは、勿体ないと痛感した。 そして、カップリング同A面扱いの 『愛は暗闇の中で』は初期ZARDをささえた 栗林誠一郎作品。 栗林作品といえば、おとなしめのPOPな作品が 多いのだが、デビュー曲『Good-bye My Loneliness』 のカップリングでデビュー曲を静と位置づけたら 今作は動を表現したかのようなZARDの表現の幅を 広げる一因を担っている。 それゆえ、旧作も皆がイメージする ZARDには珍しくロック色が強い作品だ。 派手で打ち込みのサウンドが特色で 90年代の息吹を感じる。 今回、新たなアレンジを施し、 よりロック色が顕著になり、 生前歌いなおしたいと考えていた 泉水さんが付け加えた 4行の歌詞をZARDをリスペクトしている 上木彩矢が歌っており、 またコーラスも行っている。 二人の声質から考えると違和感を 覚えるかと思ったが、これがしっくりと 馴染んでおり素晴らしい出来栄えだと 個人的には感じた。 音楽もバンドサウンドを打ち出し、一体感を えられる。 実は4行の歌詞の付け足しがあるにも関わらず 新作の方が1曲の時間は3秒ほど短い。 コンパクトにダイレクトに表現を行い、 より疾走感を強く表現したアレンジの Naifuの森下志音のセンスの良さを感じる。 初回版の特典DVDは追悼ライブ2007.9.14 日本武道館の『きっと忘れない』を収録。 地方で参加出来なかった自分には嬉しい映像だった。 最新ニュースとして、この最新作まで含めた44枚のシングルを 含めたZARD PREMIUM BOX 1991-2008 COMPLETE SINGLE COLLECTION が2008年05月28日に発売される。 特典として追悼ライブ(2007.9.14日本武道館)、PVからのセレクト映像のDVDが ついてくる。 ZARD PREMIUM BOX 1991-2008 COMPLETE SINGLE COLLECTION ← 参加しています(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 9, 2008 01:17:17 PM
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