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カテゴリ:必殺シリーズ
昨日の必殺仕事人2009 は
みどころ満載の久しぶりに楽しめる世界になってました。 脚本は2007年のSPから、このシリーズ復活にて新たな仕事人の 世界を担い今まで必殺とは縁のなかった寺田敏雄。 シリーズもしくは過去を再考する上で 視聴者のニーズのツボを理解したのか? 若き仕事人の人ざる者になった事で苦悩する 源太(大倉忠義)を掘り下げて描いていたし また意外と人情に厚い涼次(松岡昌宏)が うかつにも大衆の面前で仕事道具や 身のこなしをさらしてしまった醜態。 その両方で仕事人サイドからの 小五郎(東山紀之)及び中村主水(藤田まこと)の 足をひっぱりやがって的な 自覚のなさを指摘し、火の粉を被らないように 叱責、自覚を促す。 今回の仕事は涼次と源太と主水が引き受けたのだが、 小五郎は降りる。 そして、いざ仕事となるのだが、 今回の仕事に対しての取り組み方に 対しての手際も明確に描かれた。 頼み人である母親に息子を殺さないでくれと 頼まれても、仕事をやり遂げるのは もとより、正体を見られたにも 関わらず、その場を去ろうとする 非情になりきれない涼次の 見ている前で一刀でばっさり母親を 切り捨てる小五郎の 鬼の形相がまた出色。 仕事を請けなかったはずの小五郎が 仕事(殺し)をする事に対して、悪態をつく涼次だが あえて仕事をうけずにはなから 依頼人である母親を始末するつもりで あった事は見てとれた。 そして悩み苦しむ源太も 未熟さ故にしくじり、心の動揺を おさえきれず、相手を仕事道具ではなく 石などで撲殺してしまった。 その現場を通りかかった同心の伝七(福士誠治)に 死体と一緒のところをみられて、 また小五郎にも しくじったのを見られてしまう。 小五郎が刀を抜いて さぁどう事態を収拾するかというところで なんと次回へと続く事に…。 果たして、劇中での台詞どおり、 ”もしヘマをしたらオレがお前を斬る”のか…。 それとも同心の伝七の 口を塞ぐのか…。 すごく唸るような作品を作った石原興監督に 今回は脱帽。 この先の展開が非情に楽しみな今回でした。 必殺仕事人 新必殺仕事人 必殺仕事人3 スペシャル ← 参加しています(^^) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
March 21, 2009 12:30:13 PM
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