テーマ:ママの気持ち(580)
カテゴリ:子育て*編
先月の中頃だったでしょうか・・・
母子ともども仲良くしてもらってる近所のお友達から「二人目ができたみたい・・・」とこっそり打ちあけられました。 友達や親戚に赤ちゃんが生まれる・・・というのはなんだか気持ちがほんわかして、とっても嬉しい気持ちになるものです。 そうかぁ・・・赤ちゃんかぁ・・・気が付けばウチの子も随分おっきくなっちゃったし、ちっちゃくてかわいいんだろうなぁ・・・ 近所だし、生まれたらお顔もしょっちゅう見せてもらえるだろうし・・・なんて、わたしまでかなり楽しみな気持ちでいっぱいになってました。 それなのに・・・ 「健診で病院に行ったら、心拍が確認できなくて・・・」と2週間程前、彼女から電話が。 息が止まりました。 病院に行く数時間前までは元気に育っていた様子だったということ。 気丈に話してくれたけど、彼女の気持ちを思うとなんて言葉をかけていいか分かりませんでした。 わたしも経験があるんです。 季節もおんなじ11月。 でも、もう10年も前のことなんだけど・・・。 結婚して、最初に授かったのが、なんと双子の女の子達。 ダンナも、わたしも、親戚にも双子の縁はなかったので、本当に驚きました。 そのかわり、不安もあったけど、楽しみは2倍にふくらんで・・・。 だけど、あと数日で6ヶ月に入る・・・はずだったのに、お腹の痛みに襲われて入院・・・ 陣痛止めの点滴を受けて頑張りましたが、結局、彼女達を無事産んであげることはできませんでした。 つわりがひどく、妊娠してからその日まで、ほとんどまともな食事ができず・・・おまけに、たった一人で、見知らぬ土地に来たばかり・・・その年のクリスマスのイルミネーションは、本当に悲しい色に見えたのを今でも覚えてます。 でも、あの時は自分の悲しみでいっぱいだったけれど、みんな声に出して言わないだけで、思ったよりたくさんの女性がおんなじ様な経験をしてるんじゃないかな・・・と思うのです。 今、無事授かって、多少の問題はあれど(笑)すくすく育ってくれてる娘と息子。 普段はつい忘れてしまってるけれど、こうして元気に生まれてきてくれたことって、本当に本当にすごいことなんだ・・・ってこの季節がめぐってくると、いつもいつも感じます。 そして、自分が生まれてきたことも・・・まわりのみんなが生まれてきたことも・・・。 子ども達が自ら命を絶つ・・・ 毎日悲しいニュースが続きます。 「命を大切に・・・」っていろんな人が呼びかけてるけど、そもそも命を大切にするってどういうことなのかが分からなくて、今の子ども達はもがいてるのかもしれません。 命を身近に感じることが本当に少なくなりました。 わたし達大人はどうすればいいのかな・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年11月18日 16時22分37秒
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