テーマ:小学生ママの日記(28703)
カテゴリ:子育て*編
先週、娘の小学校で今年度最後の参観日がありました。
娘の小学校は2年に1度クラス替えをしています。 娘は今2年生なので、この春はクラス替えが待っています。 担任もこの2年続けて同じ先生に見ていただくことができましたが、とても大らかで優しい感じのする女性のY先生・・・もうすぐ定年だと聞いています。 簡単そうだけど、なかなかできない・・・と思うのですが、先生は毎日、子ども達が帰る時、教室の出口に立って、全員と握手をされてる様です。 だから、普段は、Y先生って怒ることあるのかな・・・と感じるくらい優しい雰囲気があるのですが、1度、クラスの中でお友達を傷つける様な行為があった時、机をひっくり返すような勢いで怒られた・・・と娘から聞いたことがあり、ちょっと胸がいっぱいになりました。 長年の教員生活の中でご自分の信念をしっかり持っておられるのだと思いました。 「何かあったら、先生が必ず守るから。」と子ども達に伝えている・・・と参観後の懇談会でも先生は話していらっしゃいました。 娘が入学して間もない頃、普段の会話の中にさかんに「Hちゃん」という子が出てくるようになりました。 幼稚園の頃は聞いたことなかった名前だし、小学校になってできた新しいお友達なんだな・・・と何となく思っていました。 娘はHちゃんのことがとっても好きなようでした。 それが入学して初めての懇談会の時、先生から意外な事実を聞きました。 Hちゃんは自閉症だというのです。 いろいろと問題はあったけれど、このクラスで受け入れることになったことを理解していただきたい・・・ということでした。 その時、わたしは娘がこんなことを言っていたのを思い出しました。 「わたしねぇ、Hちゃんの気持ちがよく分かるんだ・・・。」 それから2年間、今でもやっぱり「Hちゃんはねぇ、こんなことが好きなんだよ~!」等、Hちゃんのことを時々話してくれる娘・・・・そして、参観日の時、Hちゃんが暑くて授業に集中できないでいると、一生懸命下敷きであおいであげてる横の席の男の子・・・今回の参観日はみんなでレクレーションをする会だったのですが、「この歌はHちゃんが好きだから・・・」という理由で選んだ歌をみんなで歌ったようです。 最後の懇談会・・・「Hちゃんを中心にクラスがまとまってるんです。」・・・そんな風に話されたY先生。 とにかくマイペースでのんびりな娘のことも、「しっかりと自分を持ってるんだと思いますよ。」と勇気づけてくれた先生。 お友達も、先生も、ママは選んであげられないけれど、本当に素晴らしい友達と先生に出会えたね。 何よりの宝物 短かい3学期は、早足で通り過ぎていきそうだけど、このクラスで過ごせる日々を大切にしてほしいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年02月17日 16時46分50秒
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