続・ツバメのヒナ
「あ・・・空っぽになってる・・・」昨日、歯医者さんの予約が入ってたので、子ども達と出かけました。子ども達もヒナを見るのを楽しみにしていたらしく、入り口のところまで走って行ったのですが、見上げた巣はもう空っぽ。先週の金曜日に来た時は、かわいらしい姿がまだ見れたのに、小鳥の巣立ちってホントに早いですね。「確かに、もうかなり窮屈そうだったもんなぁ・・・」と治療が終わった後も、空になった巣をぼんやり眺めていたら、どこからか「チチチチ・・・」と小鳥の鳴き声が・・・見ると、歯医者さんの屋根の上を7,8羽のツバメがクルクルと旋回しながら飛び回っています。「ママ~!ツバメ、帰ってきたね~」と子ども達。ツバメ一家はしばらく屋根の上を飛び回っていましたが、そのうち、巣や近くの電線に止まって羽根を休め始めました。時間はちょうど夕暮れ前の7時頃。「ハイ、今日の飛ぶ練習はこれで終わりですよ~」なんて、ツバメのお父さんとお母さんの声が聞こえてきたような気がして、ちょっとほんわかした気持ちになりました。動物の(ツバメは鳥ですが)子育てのひたむきさに、時々胸が熱くなることがあります。ただ純粋に「元気に大きくなって・・・」という気持ち、忘れちゃいけないですよね。