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テーマ:びば!イタリア(3)
カテゴリ:イタリア生活
最近「erboristeria」に通っている。 えるぼりすてりあ=科学的な薬品ではなく、ハーブや薬草を調合した薬や化粧品などを 扱っているお店で、イタリアでは女性同士が贈り物を選ぶ時もよく利用する場所だ。 行き始めた最初のきっかけはこれ。(画像大きすぎ…) 友人たちが誕生日プレゼントに「お米と白麝香」の香りのバスジェルと香水をくれた。 香水はアルコール分が入っていないので太陽の下でも使えるし、服についても大丈夫。 また体質によって香りが変化することがないのでお店で嗅いだのと同じ香りを いつまでも楽しむことができるという優れもの。懐かしくて落ち着く香りですごく気に入った。 そして次に行ったのはこれを買うため。 Malva(辞書にはアオイ科の植物、とだけ書いてある…)のお茶で、消炎作用があるらしい。 慢性膀胱炎の私はたまにひどい痛みを感じることがある。ドイツには「膀胱炎用のお茶」 というものがあり、それを数日間飲むだけで痛みが治まっていたのだが、買いだめしておいた 分も飲み尽くしてしまい、イタリアで探し当てたのがこれだったのだ。 イタリア人には苦味が強すぎるらしく、「蜂蜜を入れて飲むことをオススメします」などと 書いてあるが日本人の私にとっては全然平気。ウーロン茶や杜仲茶より苦味は少なく、 むしろトロ味があって飲みやすい。不思議なことにこれを飲み始めて数時間で痛みは治まった。 そして今日はこんなものを発見。 蜜蝋だがこれも消炎作用があるらしい。水の入ったコップに15-30滴注ぎいれ、 みごとに蜂蜜色に変わった水で軽くうがいをしたあと飲み込む、というシロモノ。 ウガイした後に飲む、というのはなんとも気持ちが悪いので事前によーく水でもウガイを 済ませておいたが、普通のウガイでは届かないノドの奥にも作用する、ということで 飲まなければ意味がないらしい。まぁ自然のものだし、害はないと判断して 言われたとおりにやってみている。 イタリア人は意外と薬害を恐れて薬を嫌う人が多いので、医者に行く前にまず ここに寄る人も少なくないらしい。ショーウインドーも内装も結構お洒落で 日本人なら雑貨屋さんかと思う人もいると思う。プレゼント用に、と言うと 可愛いカゴや布のバッグとブリザードフラワーや小物と一緒にラッピングしてくれる お店も多いし、アロマキャンドルやアンチエイジング商品も豊富で見ているだけで ウキウキしてくる 笑。 各町の大通りには必ず3,4件はあるし、テナントが多く入っているような巨大スーパーにも 必ずある。イタリアに住む人はもちろんのこと、イタリア旅行中にもオススメの えるぼりすてりあ、のお話でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006年09月21日 05時05分50秒
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