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テーマ:■今日のシアワセ■(578)
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☆お茶、習ってます
表千家というのですか? まだ裏も表も武者小路もよくわかりませんが、 お茶って、面白いですね! 日本の総合芸術っていうか、 華道も香道も、懐石料理も陶芸も、書も着物も 思い付く限りの日本の「粋」を集めてできているのですね。 びっくり。 今まで「日本の文化」を避けるかのように生きてきたので、 日本の美に新鮮な驚きを感じています。 削ぎ落とすだけ削ぎ落とした後の「禅」の澄み切った境地。 西洋のピアノ、洋風料理など、 国外の文化にばかり目を向けてきた私がいます。 行儀作法という言葉に「堅苦しいもの」と決めつけていたのかもしれません。 よく考えたら、私、日本のことをよく知りません。 お茶には歌舞音曲はつかないかな。 でも、自然の中の音、 しのつく雨、林をそよぐ風、釜でたぎる湯音。 それらも音楽といえば音楽と言えるでしょう。 習っている途中の写真が撮れないのが残念。 座っている足が痛く、 ときにはしびれて立ち上がれないこともありますが、 あっという間に時間がたってしまいます。 「一期一会」というのはその時に一心を込めること。 一瞬にすべてを見、悠久を感じます。 私は何かに集中している時間が好き。 私がお茶が気に行ったのは、きっとそこだと思います。 ☆和菓子のおいしさ そして、お菓子といえばチョコレートにケーキと これまた洋風のものにばかり気が向いていました。 しかし、日本のお菓子の形状の美しさ、季節感、 そして繊細な甘さに、改めて目を開かされています。 客のために選びぬかれたお菓子(先日は琵琶まんじゅう)を食し、 その後、主人に点てていただいた抹茶を飲むと、 これほどおいしく味わい深いと思ったことはありませんでした。 お茶とお菓子、 お菓子のためにお茶があると、以前は思っていたのですが、 本当はお茶を喫するためにお菓子があったのですね。 次は何の和菓子をいただけるかしら。とても楽しみ。 それにちょっとはお行儀よくなるかしら。 いつも小学校のときの通信簿に「落ち着きがない」と書かれてました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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