テーマ:旅のあれこれ(10256)
カテゴリ:ひとりごと
今日は世間は3連休の最終日ですが、普通に出勤だった旦那さま。
いつもの平日と同じく朝、お見送りしてから引越し準備に取り組もうと『気合』だけは十分(^o^)/ しかし、おもしろいことや楽しいこと、好きなことならすぐに取り組めるけど、やっぱりどこか気が進まないことって、 なかなかやる気になれない。 そして、どこから手をつけていくのがいいのか押入れをみたり、ベット下に隠してあるモノをみては さて、どういう進め方がいいのかな、一番効率の良い方法は何だろうとか 普段使うことの少ない脳をフル活用しながら考えながらソファに座る。 ってか、やりたくないだけで逃げているだけの自分!! 考える暇があったらやれるところからやればいいのにって思う自分。 一人グタグタした後、心を決めて片付け&荷作り開始o(^-^)o そして・・・ 片付け恒例??の写真に出会ってしまいました(^_^; もちろん、片付けしながら写真に見入りました! 一緒に卒業旅行に行った友達からもらった写真。自分のカメラで撮った写真はアルバムに整理してあったけど、 後から友達からもらった写真は一時保管用の箱に入ったまま。 写真見ながら、学生の頃の自分の笑顔には何の戸惑いも何もない、いい笑顔しているなって思った。 本当にその時間を楽しんでいる自分の姿が卒業旅行の写真にあった。 どっぷりと思い出に浸る。3週間ちょっとのヨーロッパ駆け足旅行。 小さなメモ帳に旅日記をつけていたので、ついついそれまで取り出し読み出しちゃい、引越し準備はそっちのけ。 バックパックを背負って、友達と二人でとりあえず行ってみたいところを網羅しちゃおう計画で モロッコ~パリ~スペイン~ニース~モナコ~イタリアのドタバタ珍道中=э 飛行機の乗り換えで6時間はいた空港での写真。とっても時間をもてあましてますって感じで、あちこちで二人でおもしろポーズ写真を撮っている。 卒業旅行・最初の国 モロッコでは卒論から開放された満面の笑み。まだ旅の始まりで、疲れもなくまだまだ観光客らしい笑顔いっぱいの写真。 旅日記ではモロッコの人に親切にされた思い出が書かれている。 モロッコ滞在最終日、雨が降り続け外に食事に行く気になれず残りわずかなお金でホテルのレストランで食べることに。 他の国では主にユースや安宿に泊まったけど、モロッコだけは治安を考えホテルに宿泊。 私たち学生にとってはとっても豪華なホテル☆ この旅で最初で最後の贅沢な宿。そして、贅沢なディナーをするハメに。 いくつかあるレストランで外にあるメニューを見比べ一番安いお店へ。 席に着き、メニューと残金を考え友達と何を注文すればいのか検討。 ひとつのパスタを分け合えば空港までの交通費が残る計算。 そして、ウエイターに注文すると「パスタはひとつでいいのか?」と聞かれてしまう。 「お金がない」とジェスチャー交え笑顔で返答。 「飲み物は?」って聞かれて… 飲み物のことなんか考えていなかった私たちは慌てて「どうする?」って相談。 たったオレンジジュースをひとつ注文することもドキドキ。 「オレンジジュースはいくら?」って聞くと、二つ頼んでもどうにかなりそうだったので、とりあえず二つ頼む。 そしてパスタは二つやってきた!! お金がない私たちは慌てて、「ひとつしか注文していないよ」って言うと ウエイターが「僕からのプレゼント」 「おいしいよ」 お金のない小娘をあわれに思ったのかサービスしてくれたのだ。 すっごくうれしくて、美味しく頂きました☆ 友達と親切にしてもらったこのことは絶対に忘れないよねって話しながら、お腹いっぱいだけど残してはウエイターの親切を無駄にしてしまうから、 残さず食べましたぁ。 とっても量が多くて苦しかったけど、気持ちのよい苦しさだった。 ただ、さらに気持ちのよい苦しさは続いたのだ…。 食べ終えた私たちのところにウエイターが「デザートはいる?」 「アイスは好きか?」 私たちはお腹いっぱいだし、お金ないからデザートはいらないよって一生懸命伝える。 だが、「アイスは好き」って質問に「好き」って笑顔で答えたからなのか… アイスが二つ運ばれてキター!! コーヒーと苺味二つのアイスがのったお皿が二つ。 苦しみながらも、と~ても美味しいアイスをペロリと食べました。 苺の果肉が入ったちょっと甘酸っぱいアイス。本当に美味しかった。 美味しいよってお礼を言うと、 ウエイターが困ったことがあったらいつでも部屋の電話で自分を呼んでくれって言ってくれた。 けど、残念なことにその後の深夜3時にホテルをチェックアウトしてパリに向かうことになってたので、親しくなれたけどすぐのお別れでした。 そして、最後にもうひとつサプライズ☆ お金を払うためにレシートを持ってきてもらうと、私たちが本当に注文したパスタひとつよりも安い値段が記入されているのだ。 ウエイターを呼んで、値段が違うんじゃないのか聞いたら、笑顔で「これでいいよ」 戸惑う私たちに他のウエイターが「大丈夫だよ」って笑顔で声をかけてくれる。 私たちは彼の親切に甘えることにした。 最後にとってもおいしかったことと、感謝の気持ちをいっぱいいっぱい伝えて別れた。 モロッコ最後の夜は素敵なひと時を過ごせた。 見た目が幼く見える分、子供だからってことで可愛がってくれたのだろう。 とっても人の優しさ・温もりを感じる旅のスタートだった。 その後もいろんなところで、たくさんの人に出会い、親切にしてもらった。 すっごく感謝している。 みんな笑顔だった。 友達といつも笑顔でいたいねって話したことを思い出した。 社会人になり日常に振り回され、この旅で感じた大切なことを自分の生活にとりいれず忘れて過ごしてきてしまったような気がする。 こんなにゆっくりと旅のことを思い出したのは久しぶりだ。 いつも笑顔でいよう♪ どんな時も笑顔でいこう。 そんなわけで、引越し作業よりも旅を思い出している時間のほうがとっても長かった一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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