「阪急電車」読んじゃいました
本を読む際は、映画化された・される本を選んで読んでます。たくさんある本の中で読む本をしぼり込むためです。この本は、2011年主演中谷美紀さんで映画化されるようです。本屋さんで見つけて読むことを決定いたしました。舞台は阪急今津線の宝塚駅~西宮北口の折り返しです。(宝塚駅-宝塚南口駅-逆瀬川駅-小林駅-仁川駅-甲東園駅-門戸厄神駅-西宮北口駅)独身時代に西宮(最寄駅は、阪神電車の鳴尾駅)に住んでいました。なのでこの阪急今津線も何度か乗車したことがあります。実はかみさんともここ西宮で知り合ったので一緒にこの線に乗ったこともあります。そういうわけで本を読んでいるとき、当時を思い出したりもしました。ブックカバーにもあるようにほっこり胸キュンの小説です。 ブックカバーより隣に座った女性は、よく行く図書館で見かけるあの人だった……。片道わずか15分のローカル線で起きる小さな奇跡の数々。乗り合わせただけの乗客の人生が少しずつ交差し、やがて希望の物語が紡がれる。恋の始まり、別れの兆し、途中下車……人数分のドラマを乗せた電車はどこまでもは続かない線路を走っていく。ほっこり胸キュンの傑作長篇小説。