ガーデンcafe

胚移植をした日の夕方、ニュースで目にした
「受精卵取り違え事件」
しばし呆然。
気持ちは皆さんが色んなブログで書かれていることと
同じ気持ち。
更にその後のニュースで受精卵は
４０歳の方のものだったと知り、
４０歳と言えばほぼ私と同じ状況。
ほんと身につまされる思い。。。

そんな中での昨日の出来事。
何度か書いた事あるけど、
私は今、クリニック（旦那の得意先）にお手伝いに行ってます。
クリニックの院長は私が不妊治療してることは知ってるの。
で、胚移植の日仕事休んだので、
次の日（昨日）ちょっとした診察の合間に
「お休みありがとうございました。無事終わりました。」
って院長に言ったら、
「よかったなぁ～香川じゃなくて」って笑いながら言ったの。

一瞬、このおっさん（口悪いけど、ごめんなさい）
何言ってるんだと思って。。
色んな事が頭の中グルグル回った。

１つは当事者じゃなかったからって良いわけないやん！
他人事じゃないんだよ。
ましてや体外、移植真っ只中の私によくそんなこと軽々しく言うよ。

それからもう１つは他の職員が数名いる前で言ったの。
私が治療してることはほとんどの人が
知ってるけど、知らない人も何人かいるの。
治療をしてること知ってても、
IVFやICSIしてるってことまでは知らない。
体外受精なんて、たぶん実際治療してる方じゃないと
今回の報道でマイナスなイメージに捉えてしまう方もいるはず。

そんな中でなんも考えず、
笑いながら言い放った院長、
ほんとデリカシーのかけらもない人。
（常々そういう傾向にある人なんですが）。
患者さんの診察風景見てても感じられること多々あり。

私、とっさのことで言葉も見つからず、
（私の口に人差し指あてて）「シー」って院長に言ってしまった。
それからは黙ったけど、
多分私が何でシーって言ったのかは理解できてないよ。

その後は一応普通に仕事したけど、
心の中のもやもやは消えることなく、
家に帰ってから旦那にこの一件を話すと、
「医者とか議員とか頭いいのかも知れんけど、
もっと考えてしゃべればいいのに。
記者会見してた医者も
患者さんは体力的なダメージはないとかなんとか
訳わからんこと言いよったろ。」
そして「ごめんなー」ってバカ院長の代わりに
旦那が私に謝ってたよ

昨日は取り違えのニュースと言い、
バカ院長の事といい、
ほんと何とも言えない一日でした。