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テーマ:海外生活(7775)
カテゴリ:New York
先日の続き。
ふと見るとこんな看板が↓。 マンハッタン・ショートフィルム・フェスティバル~っ?! 短編映画って意外と観る機会ないよなぁ。 と、密かにマイナー映画好きなMB夫婦。 なんだか面白そうじゃ~ん♪ と即決でイスに座る。 外で映画を観るのってなんだかワクワクする。 パンフレットの内容から察するに 32ヶ国から456作品応募があり、 その中のファイナリスト、 12作品を今日上映! 上映終了後に一人一作品 好きな映画を選んで投票!! その後で優勝作品の発表~!!! 9/23~9/30の一週間で世界の99ヵ所で上映したそうです。 今年で10年目なんだとか。 短いものは5分、長くて15分程の作品。 この間に物語を作るって相当なエネルギーが必要だよなー 小一時間待って暗くなってきた頃 やっと主催者らしい人がアナウンス。 途中海外に住むお母さんから携帯に連絡があって一時中断。(ーДー;) ↑その手には携帯電話・・・。 長~いアナウンスの後「さぁ上映!」 って機器故障の為、しばし歓談の時間・・・(・Д・;)。 不安いっぱいのスタート。 でも(なんとか)始まってみると、 「あーやっぱり映画っていいな。」 ってしみじみ思ってしまった。 考えさせられるもの 心が温かくなるもの 泣いてしまうもの 世界中から集まった作品だけに、 どれも全く違うことに焦点を当ててる。 中でも強く心に残った作品は 「I WANT TO BE A PILOT」 というケニアからの作品。 (いくつかのフェスティバルで入賞。今回ベスト・ドキュメンタリーに選ばれた模様) パイロットになりたい ってタイトルを読んで、どんな作品だと思いましたか? 子供の可愛い夢かな って思いませんか? でも全然違ってました。 アフリカのスラムに住む12歳の少年の夢。 彼の夢はパイロットになること。 でもその理由は切ない。 ユニフォームが着られるから。 ここではないどこかへ行けるから。 遠い国からのチャリティーなんて 受けなくて良い場所に行けるから。 新薬の人体実験の犠牲になることのない 場所へ飛んでいけるから。 空高く飛んで、(エイズで死んでしまった) お父さんお母さんに会えるかもしれないから。 ・・・・・ ・・・・・ 主人公の少年が汚い道を歩きながら 淡々と詩を読み上げるように語っている11分間。 最後泣いていたのは私だけではありませんでした。 ディレクターのインタビューによると、 現地で子供達に話を聞いてまとめ上げた作品との事。 主人公の男の子は存在しないけれども、 一つ一つの理由は本当に子供達が語った真実も織り交ぜてある。 とっても切ないですね・・・。 学校で人口問題についてのディスカッションをしたばかり。 余計に考えさせられるものがありました。 ↑I WANT TO BE A PILOTのディレクター ・・・すみません。 ちょっと暗くなってしまいました。 気持ちを切り替えて! 他にも気に入った作品は数点あり。 結局寒くて優勝作品発表までいることはできませんでした・・・。 HPを見ても特に触れていない(汗)。 どうなったんだろ~。気になる。 オフィシャルサイトはこちら→MANHATTAN SHORT FILM FESTIVAL そんなわけで、思った以上に長居してしまったマンハッタン。 (家に着いたのは11時。) 勉強は進まなかったけど、 なんだかとっても良い気分転換になった そして得る物があった日曜日。 また月曜日からがんばろっ! って思えた一日でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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