ストーリーをつくる
今日のキーワードは「ストーリー」です。(これは2013年9月に下書き保存し、2014年3月に公開しました。)某銀行にはイーゼルに行員さんのメッセージが手書きで毎日書かれています。その銀行さんのメッセージは結構「つぼ」にはまります。「今、半沢直樹が話題です。 我が家も家族で見ております。 銀行員の仕事が注目されるのは初めてです。 今まで、私の仕事に興味を示さなかった息子も、『お父さんの仕事って厳しいの?』って尋ねて来ました。 お客さんにも『どうなの?ドラマみたいなことあるの?』って尋ねられます。 でも、うちの支店には厳しいですが、 チームワークで頑張っています。」と書かれていました。もちろん、ノルマ達成や、上司と部下のせめぎ合いなど、あるでしょう。うまくいかないときも多い。真面目に働いても成果がでない、友情を大切にしていても、 ここ一番で家族をとってしまう人間くさい近藤さんのような人間。会社では殴れるものなら殴りたいほどずるい大和田常務も、 家に帰れば思い通りにいかない奥さんがいる。銀行員の妻としての立場で、夫のため、息子のため(息子はまったく描かれていませんが…)そして、自分の執念と信念を貫き、全力を出し切るも、出向という目に合う半沢直樹。ドラマ半沢直樹に私も引き込まれたのは、銀行マンと言った、従来だとドラマになりそうにない世界にも実は存在するその一人ひとりの「ストーリー」に共感したからのような気がします。善人にも、悪人にも、強い人にも、弱い人にも、上司にも、部下にも、エリートにも、出向社員にも、妻にも、ストーリーがある。で、私の毎日出会う生徒たちにも「ストーリー」があるはず。私が出会っている週何回の何時間には見えない「ストーリー」をできる限り感じてあげたい。宿題ができない裏に、何かあるかも?とかまたは、MIBに来たことが、MIBにいない時間の「ストーリー」に影響を与えられるようになりたい。今回は全力を出したのに成績が悪かった、次は「倍返しだ」とか○習い事と両立して受験を目指すストーリー○E判定から逆転していくストーリー○反抗期を親子で乗り越えるストーリー○小学校から高校まで、MIBで育っていくストーリー○受験直前にMIBと出会い、逆転合格をつかむストーリー○将来の夢を心に秘めて、日々努力するストーリーそして、不合格から新しいスタートを切るストーリー