29年度石川県公立高校入試分析 合格ライン
30年度石川県公立高校入試分析はこちら29年度志望校別5科目分析、目標得点はこちら28年度石川県公立高校入試分析はこちら29年度石川県公立高校入試倍率はこちら29年度石川県公立高校入試戦略(勉強法)はこちら(4月22日更新) 過去5年平均と↓29年度予想(29年度実平均…4月21日公表)数学 47点 49~51(49)問題で難と易が二分英語 51点 49~51(53)リスニング、記号易しく、長文化、作文増加国語 54点 53~55(57)答えやすい問題増、「長文化」「記述は増加」「漢詩出題」がどう影響するか理科 48点 48~50(51) 易(定番4割)、難(応用3割)が二分社会 50点 50~52(48) 定番用語3割、記述は難化計 251点 250~260(257)24年267点、25年26年239点、27年256点、28年253点、29年257点ここ3年と同等の難易度に安定してきましたね。【出題傾向・得点層分布】基本(正答率が高い)問題も4~5割合程度出題→基本問題で落とさないことがまず重要一方で「思考(思考力を問う)問題」「活用問題」はしっかりとしたハイレベル一問5~8点高配点の「思考問題」「活用問題」は高校別採点基準のため 泉丘、ニ水、小松など上位高校では模範解答通りでないと〇をもらえない 金商、県工、伏見などでは部分点がもらえるそのため、全受験者同じ採点基準の学校のテストや模試と比べ、得点幅が狭いと予想。(下位層は点数が上がり、上位層は点数が抑えられるという傾向)★低得点(各科30以下、合計200以下)少ない※実力テストで150~180点の生徒が 入試で20~50点UPしている可能性★高得点(各科目80点以上、5科目400点以上)も少ない※泉丘合格者でも400点以上は上位10~15%と予測泉丘理数科は400以上と予測。次の目標として、難関大、医学部を目指す人は400以上!【英語】28年度同様29年度も〇長文語数が多い500語以上〇英作文が書きにくい速読力速記述力、作文力が点差になる 時間が不足した生徒も。上位(泉、二水、桜、錦、小松、七尾)は長文読解速読が合格のカギ。 90点以上は少数(英語を得意科目とする人、難関大、医学部を目指す生徒は85以上が目標) 一方、学校別採点基準のため「部分点」が多少もらえ、また記号問題も増えたため平均点はそこまで低くないと予想。【国語】長文は文字数が1.3倍位ほど増えている古典(古文漢文)も13点語彙力+速読力+速記述力+古典力が試されるキーワードを素早く拾い、記述する力がさらに不可欠となっています。国語が苦手な上位志望者は要注意。80点以上で上位者(90以上は難しい)〇70字以上の記述で満点狙いではなく、加点狙いで。〇作文は5分で8点以上を狙い→長文、古文を読む時間を増やし、各大問で3点×3のアップを目指す【理科】定番語句、定番記述4割、応用3割【数学】大問1で満点狙い。ただし時間配分注意方程式と作図の扱いを注意関数、空間図形、規則性または確率で(1)(2)まで狙いにいく(3)は優先順位を下げる(時間をかけず「パス」する)のがお勧め。29年度志望校別5科目分析、目標得点はこちら【大学をにらんだ高校入試分析】高校合格は大きな目標ではありますが、「ゴール」ではなく通過点。不合格でも、通過点としての得点を気にして欲しいのです。合格しても油断すれば次の目標は遠のきます。冷静に「通過点」を分析し、次のスタートを切りましょう。 参考得点難関国立大、医学部 410点以上 トップ私大 英数85~90点 金大理系(看護も含む) 360~370難関私大 英数80~85点 金大文系 350~360点 富山大 石川県立大学 310~330点金沢工大 290~300点点数で「あおる」つもりはありません。が、現役で第一志望大学、学部へ入学することは実際厳しい現実があります。※高校別の採点基準のため、高校が違うと単純比較はできませんが、「目安」とお考え下さい。 【合否ゾーン簡単計算値】→29年合格者平均が257での値※合否ゾーンとは、合格者と不合格者が混在する文字通り「合否の分かれ目」の点数帯です。 入試点数低いが合格(内申点が高い)入試点数高いが不合格(内申点が低い) 予想 合否ゾーン、上位ライン 泉丘 平均点+105→360~365、390 理数科 →400、410二水 平+75→330~335、360桜丘 平+65→320~330、350錦丘 平+40→290~300、320西 平+5 →255~265、295明倫 平-30→220~230、250伏見金商県工 平-50→190~210、230(実業系は実技なども影響。学科によってバラつきあり)松任など定員を超えている高校 平均-80→170~180、220辰巳内灘など定員割れ 内申、面接で問題なければ合格 ご留意いただきたい点〇学習塾協議会いしかわ会員塾さんと情報交換、石川県公立高校過去10年の平均点と合格者得点分布を元に考察〇石川県の入試平均点は「合格者平均」のみ公表、「全受験者平均」ではありません〇上記は29年度入試得点の推定点です〇実力・定期テストとは難易度が違いますので単純比較はできません。〇内申点も合否判定には含みます 入試点数が低めでも内申点が高い 入試点数が高くても内申点が低いなど、合否に逆転現象があります。 〇高校別の採点基準があり、違う高校では単純に点数比較はできません「目安」とお考え下さい。 ※石川県公立高校入試は、記述問題の配点が高く、例えば5点配点で上位高校 厳しく0点、中堅校等3点 などの違いが出る