母子家庭と夏休み。
今日で夏休みもおしまいですね。運転免許もない私も子連れ旅行をしようと思って、とある滞在型リゾートホテルで夏の終わりの3日間を過ごしました。どこかはあえて書きませんが、私の大好きなホテルのひとつで、正直、激安価格で予約はできなかったので、結構高くついてしまいました。。。私はホテルが好きなんです。ホテルのバーもティーラウンジもお部屋も。雰囲気が好き。だからたまにイイホテルで過ごしたくなってしまいます。友達の母子家庭さんとかはワイルドに釣りしたり、屋外プールで騒いだりしてた夏休みだったようですが、私はごめんなさい、軟弱にも「滞在型ホテル」に甘えさせていただきました・・・。しかも原稿が終わらず(のろま!)原稿を抱えてのチェックインです(≧∇≦;しかも息子(4年生)の夏休みの自由研究も終わってません! 木の家をつくりたいという息子ですが、わが家にはのこぎりとかクギとか全然ありません。しかし何という助けでしょう。そのホテルには子ども部屋があり、電動ノコギリなどを貸してくれたのです! しかも5000円出せばマンツーマン指導してくれるというのでありがたくお願いしました。なんと託児サービスもあったので(しかもかなり安い!)、娘もお願いしてしまい、数時間で原稿を超集中して書いたり……。イイ週末でした。車がないわが家は、滞在型リゾートがとても似合っています。その敷地内でいろんなことを体験できるんで、移動しなくて済みますから。ほんと、お世話になりました、ありがとうございました……。3日連続でコーヒーのテイクアウトをお願いした私に親切に「このブレンドが美味しいよ」と教えてくれたショップのお兄ちゃん! 感謝デス! ついついおみやげにそのブレンドのコーヒー豆まで買ってしまったよ~!子ども達も大満足、息子も無事作品が完成(しかもすごい立派!)。ホテルもすいていたし、本当に楽しくゆったりすごせました・・・。原稿もイイのが書けたぞ! これからも子連れで旅を続けるぞー!しかし正直に言えば、ホテルにいた「父・母・子ども」という一般的な組み合わせがとてもうらやましかった。RV車とかワゴン車でホテルを出発していく姿にいいなあと思ったり……。でもいろんなことをねだってもしょうがないです。私たちは今回このホテルで過ごせただけでも本当に幸せだったのだから、それでヨシとしましょう!でもたとえ父・母・子と並んでいても本当の親子ではないかもしれないわけです。世の中にはステップファミリーというものが増えています。つまりは子連れ再婚。実の子どもではないけど親子の縁を結ぶ人たちが増えています。そして母子家庭も今や98万世帯と、すごい数いるんですよね。この夏、母子家庭の何割かは、父親が面会してくれて楽しい夏休みが1日でも過ごせたかもしれません。そして……、確実にその母子家庭の何割か、パーセンテージはわかりませんが、父親に会ってもらえない夏休みを送った子ども達もいるわけです。そういうことを考えると、親子そろって夏休みを過ごすという、世間一般的に目にする夏休みの光景というものは、なんと幸せなのだろう、としみじみ思ってしまうのです。実のところ、親がふたりともいない夏休みを過ごした子ども達だって世の中にはいるのです。私が滞在したそのホテルは、いろいろな事情で親と一緒に過ごすことができていない養護施設の子ども達100人を招き、楽しく泊まってもらったというのです。もちろんこれはメセナ事業というか社会福祉の一環としてそのホテルが無償で行ったものです。私はホテルにきてその事実を知ってものすごく感動してしまいました。いろんな子ども達の、いろんな夏があります。うちの子ども達が「楽しかったな」と思える夏休みだったといいな、と、遊び疲れてすぐに寝てしまったふたりのかわいこちゃんの顔を眺めながら、そう思いました。この夏休み、私たち親子は、完全に孤立というわけではありませんでした。仲良しの友達たちが、子ども達にいろんなメッセージや心のこもった贈り物(お金が高いものじゃないですよ! 手作りとかそういうちょーっとしたもの!)をくれたりしました。息子も娘もとても感謝しています。不思議なもので、子どもたちってちゃんとわかるんです。自分たちが愛されてるんだってことを。ほんとにちょっとしたものですよ、ハガキ一枚とか。でも本当に感謝してます。ありがとう、みんな(≧∇≦)/☆それからこの夏は「子連れでみんなの前に現れる」体験までしてしまいました! これからもチラチラと出現する可能性大ですので、私たち親子をぜひよろしくです(≧∇≦)/☆そんな今日のBGMはミスチルの「タガタメ」がめっちゃツボで・・・。<ひとりごと>ロードショー 予告編みて がまんちう。・奥様は魔女・恋する神父あ~あと電車男もみたいよーーーー!