<追記>都知事選と神宮外苑/七夕賞予想
都知事選、まだ投票していません。最後まで状況を見極めて、自分の1票ができるだけ死に票にならないよう、自分の票が生きるよう、投票日が七夕だけに、自分の願いを叶えてくれる人に、投票しようと思っています。先日、仙台に行きました。そして驚きました。メインのいくつかの通りにはそれぞれ木々が生い茂り、街は涼しく、緑の優しい匂いがしました。【青葉通】仙台市の大通り。仙台駅前から大町までを結ぶ。仙台空襲で壊滅した街の復興計画として開通。街路樹としてケヤキが植えられており、杜の都のシンボルとなっている。地銀の本店や証券会社の支店などがこの通りに面している。同じく通りに面している旧さくら野跡地は再開発が計画されている。 pic.twitter.com/C8CiQO7dex— みやせん(宮城仙台の豆知識bot) (@miya_sen_mame) April 5, 2024 江戸時代からこの木々を守ってきたそうです。以前、駐輪場を作るために、木を9本切ろうとしたら市民から猛反発があり、4本切ることに縮小されたという経緯もあるそうです。私はその話を聞いて、東京をとても恥ずかしく、情けなく思いました。神宮外苑や葛西臨海公園などの都内の木々も、同じように、都民がずっと大切に思ってきた緑です。仙台と同じように、パリでも車道を減らし、緑を増やす試みが行われています。パリ市長が、緑化を公約に挙げているのです。緑化とか木を切らないでとか言う人に対して、単にヒステリックだと切り捨てようとする人がいますが、世界の取り組みを見たら、とてもそうは言えなくなると思います。フランス・パリの大規模な緑化計画を紹介した動画。シャンゼリゼ通りなどで車道を狭くし、道路沿いの駐車スペースも撤去して街路樹と歩道を拡充。2020年にパリ市長に再選されたアンヌ・イダルゴ氏の公約の一つで、ポストコロナの都市の姿を示すとテロップで解説。 via @TheB1M pic.twitter.com/v3O4AjjcXo— Oguchi T/小口 高 (@ogugeo) October 27, 2021 待ったなしの環境対策を、東京こそが企業とも連携して行わなくてはならないはずです。エアコンからの熱風などで、東京の夏の夜は暑くなる一方です。グリーンカーテンや屋上緑化の動きも進んでいるのと同時に、街路の緑化も進めなくてはならない。これが世界標準の取り組みだと私は思っています。それなのに、今の東京はどうでしょうか。神宮外苑をはじめとする、都内各所の大切な木々を、逆に切ろうとしている、もしくは切られようとしていることを黙認している、のではないでしょうか。切ってほしくない。そう思っているのは、私だけではないはずです。切った木と同等の本数を植え直す、という方針も出てきているようですが、それだと増えないですよね。減るのはもちろん良くないですし、現状維持でも尚問題があると私は思っています。増やさなくてはならないでしょう。温暖化で気温が年々上昇しているので、今よりも木を増やさなくてはならないのです。亡くなった坂本龍一さんも最期まで気にかけられていた東京の緑を、守って育ててくれる人に。緑化は争点でないという人もいるようですが、世界の動きを見ていると、東京は緑化がとても遅いので、広い目で見れば、争点だと言えるでしょう。世界の緑化と東京の比較の記事はこちら↓西荻だってきっとやれるよね→東京はもっと緑化に向き合える。シモキタ園藝部から考える、都市緑化の可能性 Yahoo! JAPAN SDGs https://t.co/84VVWcrK0H #YJSDGs— 西荻案内所 (@nishiogi_info) February 25, 2024 何か論争が起きた時、私は「世界ではどんな感じだろう?」と調べます。たとえばいじめについて。日本はいまだに加害者にも未来が・・・なんて言ってますが、フランスは違う。日本では被害生徒が自主的に転向せざるをえない感じに追い込まれますが、フランスでは加害生徒が学校から追放されます。これだけでも素晴らしいですが、さらに、被害生徒が8日以上登校不能に陥った場合、犯罪として、5年以下の禁固刑や1200万円以下の罰金刑も待っています。このくらい厳しく日本も対応してもらいたいものです。そんなわけで国内だけの水掛け論を見ていると何が本当のことなのかわからなくなってくるので、国外のニュースをチェックするようにしています。世界の他の先進国に比べたら、明らかに東京は緑化に遅れている。この事実を知ることで、何が正しいのか、トップはどう対策すべきなのか、見えてくるのではないでしょうか。私は地球や東京の環境に危機感を持ち、世界に恥ずかしくない、しっかりした緑化対策を立てられる人こそが都知事をやるべきだと思っています。それは誰なのか・・・?私はまだ投票してません。探しています。普段ならさっさとしている期日前投票をせずに、それぞれの候補者の主張や勢いを慎重に見極めながら、投票日まで、見守ってから決めるつもりです。パリ市長みたいな人がいたらいいな〜と思っていますが、それが難しかったら、できるだけ緑化に前向きな人に投票したいと思っています。(こういうことを書くと「◯◯さんに入れてください」みたいな連絡が来ることがあるのですが、自分で調べて自分で考えるので、そういったご勧誘は不要です)(えらそうなこと書いてるように見えますが、つまりは「東京の夏が暑いからなんとかしてくれる人に投票したい!」ということです。)どなたが都知事になったとしても、東京のために、世界のために、環境問題に真摯に取り組んでくださることをお願いしたいです。<追記>都知事選が終わりました。結局、今回は、この人に入れました!と胸をはって言えるほど支持できる人がいたわけではなく、自分の気持ち、環境問題、に最も取り組んでくれそうな人で、最も自分の票が無駄にならなそうな人に投じました。今日も東京は40度近くにまで気温が上がるそうです。朝いちで郵便局まで往復歩きましたが、町中がドライヤーかけられているように暑くて、とてもお昼には歩けそうもありません。私は暑くてよくニュースになる甲府市の出身です。でも甲府に行くと、甲府のほうが涼しく感じます。それは木々からの涼があるからだと思います。東京には驚くほど木々がありません。エアコンの室外機からの熱風が町中に吹き荒れています。つらいです。毎日暑いです。結構切実です。これから2ヶ月ほど、この暑さが続くのかと思うと怖くなります。東京都にとって、緑化をはじめとした環境問題は急がなくてはならない課題だと思います。私の気持ちは変わりません。どなたが知事であっても、他の都市を見習い、環境問題に早急に取り組んでいただきたい。どうぞよろしくお願いします。<競馬予想>七夕賞リフレーミングの複勝で行きます。競馬は秋競馬が始まるまで少しお休みします。