テーマ:☆動物愛護☆(3966)
カテゴリ:思うこと
昨日、アメリカのアニマルポリスのテレビがやってましたね。
目を背けたくなるような動物虐待の現実が、この平和な日本という国にもあります。 悲しいですね。。。 見たくないと思っても、やはり見てしまう。 見なくてはいけないような気がするんですね・・・。 私は昔、トリマーをしていました。 犬が大好きで、犬と触れ合える仕事がしたかったんです。 美容室に連れて来られるわんちゃんは、当然みんな可愛がられています。 高いお金を出してでも、我が犬をキレイにしてあげようって思ってくれる飼い主さんですものね・・・。 でも、それでも可哀想なわんちゃんが、実はたくさんいました。 人を怖がり、手を上げるような動作に‘ビクッ‘と反応する。 美容を怖がるわんちゃんはたくさんいますが、人の手の動きに過剰に(異常に)反応するのは、 人に常時打たれているからでしょう。 それも、理由なんて関係なく。 毎日たくさんの犬を触っていれば、それくらいはわかります。 マンションのベランダに放置されて、半年か1年に1度連れて来られるシーズーがいました。 名前は、カッチャン。 毛は伸び放題で、目も見えない状態で、お尻には汚物がいっぱい溜まって・・・。 あまりにも臭くなってくると、連れてくるのでしょう。 もつれた毛の中から、ウジがわいていたこともありました・・・。 お尻がただれて真っ赤になっていて、どんなに優しくぬるま湯で洗っても激しく痛み、 カッチャンは私の手を必死で噛んでいました。 悲しかった。。。 どうしてこんな飼い主が、のうのうと生活しているんだろう!! でも、私には何もできなかった。 「わんちゃんが辛い思いをしますから、できるだけ早く連れてきてあげて下さいね。」 と、伝えるだけ。 私は、何て無力なんだろう!! 何て無力なんだろう!!! 今、思い出しても涙がでます。 可哀想だから? 自分の無力さが情けなくて? 多分、どちらもでしょう。 人目にふれず、辛い思いをしている犬や猫がたくさんいます。 私が見たのは、氷山の一角であることは、間違いない事実です。 日本は先進国ですが、動物後進国であることも、間違いない事実です。 アニマルポリスは、必要です。 日本はペットビジネス天国です。 好き放題、繁殖させても、何の罰も受けない。 テレビでは生後80日の仔犬が売られているペットショップが摘発されていましたが、 日本では、何と生後1ヵ月の仔犬でもショーケースで、普通に売られているんです! 変えなくちゃいけない。 人の意識を変えなくちゃ、日本は弱者を守るということを忘れてしまいます。 私はカッチャンを救えなかった。 私はカッチャンの虐待を放置してしまった。 私は・・・・・・ 今、自分にできることを考え、2度と後悔しないように生きたいと思います。 しみったれのお話で、すみません。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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