マイケルとダヤン
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最近、また本を読むのが楽しくなってきました。 きっかけは、『猫鳴り』 という本。 仕事帰りに立ち寄る本屋さんで 店員さんがめっちゃおすすめしている本です。 もちろん店員さんのおすすめ本は、他にもたくさんあるのですが なんせこのタイトル。 『猫鳴り』 そして表紙を見る限り、絶対茶トラが主役 気になる・・・気になってしかたない・・・ でも 私は目が悪くなってから、字を読むのが億劫でしょうがない。 でも、でも、この本はどうしても気になる。 気になる。 そして何日か過ぎ、また本屋に立ち寄ると まだ店員さんはこの本をおすすめしている。 やっぱり、気になる。 億劫なりにあらすじを読んでみると 「長年連れ添った飼い猫が最期の日々を迎える。 命の限り生きる姿に熱いものがこみあげる。」 ときた。。。 もう、買わないわけにはいかない。 この本を買った時、私の可愛いマイケルはまだ生きていました。 もう長くないマイケルを、上手に見送るため この本を読まなきゃいけない。 そんな気がしました。 前置きが長くなりましたが、この本、結構重いです。 猫好きの人が 「きゃ、猫本だ~、買っちゃお~」 って感じでうっかり読み出すと 第一部で、もうちょっと後悔したりするかもしれません。 でも諦めずに最後まで読んでみましょう。 第ニ部もそこそこ重いです。 重いけれど、もうきゃっきゃ喜んで読むタイプの本じゃないことは すっかりわかっているので、ちゃんと落ち着いて読めます。 そして読み始めてからずっと感じていた一つの疑問。 「この作家は猫好きじゃないの?」 このタイトル。 この表紙。 絶対、猫好きに決まってると思ったんだけど・・・ 少々不安が湧き出てくる。 その不安をなかなか払拭できないまま物語は突き進む。 そして第三部に突入。 この本のクライマックスです。 もう、重いとは感じなくなっています。 だんだんこの作家、すごいなって思い始めます。 この作家は、やっぱり完全に猫が好きなんだと感じます。 こんなに猫が好きなのに、こんな本が書けるなんて この作家は、なんかすごい人だなって。。。 【送料無料】猫鳴り ということで、この本を読んでから 「やっぱり本はいいよね・・・」ってことを思い出し サクサクと本を買う 読む 売る (売るんかい!) を繰り返す毎日になりました。 ちなみにこの 『猫鳴り』 は売りませんよ~
今は、これっぽっちも考えたくないけれど・・・
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