レティ家の ひとびと

奥入瀬の渓流を 十和田湖にむかって

９km、２時間半 歩いたものの


足が痛いとか、　ヒザがガクガクするとかいうこともなく

それほどの疲労感を 感じることもなかった 私。


５０歳、秒読み だけど．．．．

まだまだ 十分 若い♪♪　との　自己満足で

達成感 いっぱい！！


渓流散策のゴール地点である 子ノ口水門にて

とびきりの笑顔で　元気いっぱいにピースして 撮った ( はずの... )　写真 　




あとから見たら．．．． 　明らかに　疲れが出てた (ーー;)


もはや自立不能で　　ほぼ　欄干に寄りかかっているではないか．．．．

自覚がなかっただけで　実は十分 疲れていたらしい。


まだまだ元気！　な 気がしていたのは

クライマーズハイ　ならぬ ウォーカーズハイ　って　ことか。　ﾄﾎﾎ


ついでに　この写真を見て

( おいおい ちょっとーー！！　ウエスト めっちゃ細くなってない？？)　と 一瞬 思ったものの．．．．

ちょっとした 映像効果にすぎなかったらしく　完全なる気のせいで


ウエスト周辺における ぷよぷよ具合には　実際には なんの変化も おこっていなかった (ーー;)

．．．．どうでもいいうえに 話は逸れるけど　首、長いでしょ。　
　　　　この長さこそが、日夜 首凝りに悩まされてる 元凶なの．．．．



そうこうして　　十和田湖に 到着！


かの有名な　高村光太郎作　『 乙女の像 』 は　

湖を背景に撮ろうとすると、　夕方でもないのに 逆光で 真っ黒。






しかたなく、　ぐるっと回って 湖側から　撮影。




「ヘーーイ！」　って　タッチしてる 彼女たちが

乙女なのかどうか 多少疑問であるが


まあ、　　こんな感じ！



とりあえず　　何はともあれ　そんなことより

「 お腹　すいたーーー 」 って わけで


本来なら　十和田湖名物の　ヒメマス料理　と　行くべきところなのだろうが


９km 歩いた 私の老体が 欲したのは　カレーライス　( 旦那は　ラーメン...)

ようするに　　塩分、　プリーーズ！！


特に　おいしいとかではなかったけれど　　ちょっと しあわせ気分。


いつものことながら　旦那がここで　生ビールを グイっといったので

いつものことながら 　このあとは　お酒 まったく飲めない私が 運転することと あいなった。


レンタカーに乗り込み

駐車場から 出すために ギアをバックにいれ

そろそろと　バックし始めたと思ったら


ブ、ブレーキが　利かないーーー！！

ブレーキ 踏んでも踏んでも　バックを続ける クルマ。


「 ちゃんと　ブレーキ 踏んでる？？」

「 踏んでるよーーー！！」 　と 言いつつも 自信なく．．．．　

一応　のぞき込んで　確かめて見たところ


確かに　私の右足は ペダルの上におかれて　それを必死に踏んではいるものの

パニクる私には　もはや

今 踏んでいるそれが　ブレーキなのかどうか 判断できず

「　え？　これ、アクセル？　左側って　なんだっけ？　ブレーキ どっち？？？」


わけわからなくなり

半べそになり

とりあえず無理やり　ギアを Ｐに入れ　クルマが 止まったところで

旦那が ひと言。

「 エンジン かかってないよ 」．．．．



ノーーーー！！

ボタンひとつでエンジン始動する うちのクルマに すっかり慣れて

久しぶりにおこなった　キーをさし込んで回すという 作業。

自分では 回したつもりが、　どうやら 回し足りなかったようだ。


理由はどうあれ、　( 単なるアホであれ、)

ブレーキが利かないという 恐怖体験をしてしまった私は

そのことですっかり　どよーーーんとなり


そのあと行くはずだった　十和田湖周辺のドライブを　あっさりキャンセルし

無事 ホテルに たどり着くことだけを考えて

半べそ状態のまま、　必死に 運転を続けたのであった。


アンタが　昼間から、ビール 飲むからだーーー！！

と　旦那に 心の中で 八つ当たり



どうやら 確かに　　　

思った以上に 疲れてるらしい レティチアなのであったとさ。