レティ家の ひとびと

彼女がいなかった半年あまりの間

長男の携帯には　ストラップがついていなかった。

見るに見かねて　私が 旅行先で 買ってきてあげたほどだ。


マユちゃんと復活したとたん

私が買ってあげたストラップは 　あっさり はずされ

代わりに 　こんな可愛いストラップが 下げられた。

( いい年した大人の男子なのに、　恥ずかしくないのかなぁ... )



おお

これはもしかしてひょっとして

愛しの チンアナゴちゃん じゃないですか～


「 それ、チンアナゴ？　可愛いね～　美ら海水族館で　買ったの？ 」

「 うん、　そうだよ 」


チンアナゴストラップは　マユちゃんの 沖縄みやげだった。

( ちなみに マユちゃんの携帯ストラップは、ニシキアナゴなんだそうだ。)




そんなわけで．．．．　

チンアナゴ LOVE！！ な私は

沖縄に行くという娘に

「 お土産は チンアナゴストラップがいい！ 」 と　所望したわけである。

( いい年した大人のおばさんだけど、　恥ずかしくないんだなぁ。 )



チンアナゴストラップは　大人気らしく、

美ら海水族館のショップでは 売り切れていて

あちこち探して　総合案内所内の おみやげ屋さんで　ゲットしてくれたそうだ。　　ｻﾝｷｭｰ


私のチンアナちゃん～♪　( はっきり言って　５０歳には ちょっと痛い...)




とっても 気に入っていたのだが．．．．


先日　バッグから 携帯を取り出したら

左目が　取れてた (T_T)


長男には

「 あー、　それ よく取れるよ 」 と 言われ


マユちゃんは いま ニシキアナゴちゃん 付けてないので

「 なんなら、　目玉 くれるか 聞いてみようか？ 」 と 提案してもらい

「 えっ、　　いいの．．．．」 と　図々しくも その気になったが


いちおう　バッグの中、ひっくり返してみたら

あった！


さっそく　瞬間接着剤で 接着を 試みるも

ふわふわボディーのチンアナちゃん

目玉が 浮いてしまって うまく くっつかない。


何度か つけ直し．．．．

最後は 指でギューっと　押しつけ

「 やっとついた！ 」 と 思ったら


目玉の表面にも 瞬間接着剤が 付着。

曇った瞳の 寂しげなチンアナちゃんに　なってしまった。

( しかもよく見ると　私の指紋が くっきり．．．．)


「 あーー　やっちゃった 」 と へこむ私に

「 ありがち 」 と 長男が ひと言。


自分でも　「 ありがち 」と 思うので　否定できないでいる Ｂ型の私に

追い打ちをかけるように．．．．

先週、ポリクリでまわっていた 精神科の診断テストの

「 文章の続きを作る 」 という中に

「 うちの母は ○○○」　というのがあったので


長男は　迷わず

「 うちの母は 適当だ 」 と 書いた　という逸話を 披露してくれた。


悔しいけれど

それもまた　否定は できない (ーー;)