レティ家の ひとびと

先週末．．．．

「ジャイアンツ応援セール」で 湧く イトーヨーカドーに

買い物に行った レティチアでございます。


娘に頼まれたものも 含め

いつものように ２世帯分の買い物です。


しかもこの日は 応援セールで 5％引き だったこともあり

いつにも増して すごい量の

レジ袋の大を ３袋という 大荷物になりました。


愛する電チャリちゃんの後ろカゴに ２つ入れ

前カゴにも １つ入れ．．．．


そんな めいっぱい詰め込んだ 重量級の状態ながらも

坂道もスイスイと 軽く進む 電チャリちゃん♪　ＬＯＶＥＬＹ♪


そんなこんなで ついつい いい気になって スピード出して

風を切って走っていた途中．．．．


ガチャンと 何かが落ちたような音がしたので、　振り返ってみましたが

きちんと 網がかぶせてある 後ろカゴからは

何も 落ちたようすが なかったので


テキトーなＢ型オンナの レティチア

それ以上 確かめもせず、　スイスイと 愛する電チャリを こぎ続け


途中、娘の家に寄って 頼まれたものを 渡し．．．．

それから自宅に帰って 荷物を おろし

バッグから 携帯電話を 取りだそうと 思ったら．．．．


携帯が ない (;￢_￢)


さては あの時のガチャンは

バッグから 携帯が 落ちた音 だったんだな。

また やっちまった Ｂ型オンナ．．．．(;￢_￢)


すぐさま 自分の携帯にかけてみるも

「 電源が切られているか、電波の届かないところ．．．．」 の メッセージ。


とにかく、探しに行こうと

落としたと思われるその場所に　急いで とって返したレティチアは

あたりを ３往復ほどして 探しましたが

携帯電話は 見つかりませんでした (;￢_￢)


幸い、　落した場所の すぐ近くに 交番があるので

親切な誰かが拾って 届けてくれた可能性が 大きい！！との 期待を胸に　

急いで交番へ かけこみましたよ。


「 あの．．少し前に すぐそこの道で 携帯電話を 落としたのですが、 届いていませんか？」


レティチアとしては すぐ

「 ああ　届いてますよ～　これですか？ 」

という 答えが返ってくるのではないかと 期待していたのですが


イスにドカっと座った 年配でこわもてのおまわりさんは

それには 答えず

「 遺失届け 出して 」 って 冷たい態度 (;￢_￢)


落とした時の状況を 詳しく説明しようとしたら

「 そんなことは いいから 」 と 途中で とめられ


どこで 落としたのか？．．．．　

「 すぐそこの道で 」


そこは 何丁目何番地か？．．．．　

「 さあ　( そんな詳しくわからんし )」


いつ落としたのか？．．．．　

「 ちょっと前 」


それは 何時何分か？　

「 さあ　( だから、そんな詳しくわからんし )」



矢継ぎ早に つぎつぎと

携帯番号は？　携帯会社は？　何色か？　形状は？　と 聞かれ．．．．


それらすべてが 詰問調で とっても威圧的で

常時しかめっつらの おまわりさん 　ｺﾜｲﾃﾞｽ (;￢_￢)



携帯を落とした ショックと

どうやら届いていないらしいという 消失感にさいなまれている

かわいそうな 善良な小市民のおばさんに


もう少し優しく 接してほしいと

そう思わずに いられません (;￢_￢)


( あんた、そんなだから出世できずに　 そんな年まで 交番勤務なんだよ )　と

そう思わずに いられません (;￢_￢)


途中 パトロールから帰ったきた 若いおまわりさんが

「 落としたところを 探してみましたか？ 」 とか

「 携帯会社には 連絡しましたか？ 」 とか

「 この盗難番号で 携帯会社に届け出てくださいね 」 とか

「 見つかったら、携帯会社から 連絡がありますからね 」 とか


ときどき隣で フォローしてくれる その優しさが、

落ち込んだ心に 深く しみいりましたよ。　 ｱﾘｶﾞﾄｳ (;￢_￢)


そんなこんなで　遺失届けを 出し

席を 立ったら．．．．


こわもておまわりさんは

「 まだ 」 と ひとこと言って　　私を 再度 座らせたかと思うと　

電話をかけ始め、

不機嫌そうに 電話で 数分やりとりした後、　電話を切ると


交番の奥の方を 指さしながら

若いおまわりさんに 無言で アゴで 何やら指示しました。


指示された若いおまわりさんは、　万事了解した顔で 奥に引っ込んで

封をしたビニール袋を 持って出てきましたよ～


こわもておまわりさん、　袋の中から

携帯電話を取り出して　私に見せ

「 これですね 」 って．．．．


な、な、なんと　　届いてたんですねーー！


「 は、はい！　これです！ 」

なくなったものと すっかりあきらめていた分

喜びも 倍増し、　声が少し上ずる レティチア。



ずっと しかめっつらだった こわもておまわりさんは

「 ちゃんと動くか 電源入れて確かめてね。　電池が残り少なかったから、消しておいたよ 」 と 言い


「 見つかってよかったですね 」 と　笑顔を 見せてくれましたよ～



この物騒な世の中。

今どきのおまわりさんには、

落とした本人かどうか確認できないうちは　届いているそぶりを いっさい見せずに

冷徹に対応することが 求められているんだね。

まさに 「 人を見たら泥棒と思え 」　の時代なんだね～


そんなプロフェッショナルに徹した おまわりさんのことを

ちょっぴり見直した レティチアでございました。

( だからってもう少し 柔らかい態度で接してくれてもいいんじゃない？と 思うけどさ...　)


ちなみに．．．．

オラウータンの聖地 ボルネオ島で 買った

おさるのストラップをつけていた 私の携帯。


お堅い 遺失届けの欄に 書かれた　「 おさるのストラップ 」 の文字が

なんとも言えない まぬけっぷりでしたよ＾＾