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カテゴリ:旦那のこと
数ヶ月前のこと....
旦那の書斎の 机の上に ビジネス雑誌の 「○レジデント」 が 置かれていた。 「 金持ち老後、貧乏老後 」 というタイトルで 老後の生活についての特集号であった。 先の先の そのまた先まで 常に考えていたい 用意周到、計画魔の AB型 旦那が いかにも好きそうな 内容であーる。 パラパラと ページを めくってみたところ 「 老後家計の7つの大敵 」として 「 公的年金 」「 退職金 」「 税金物価 」「 医療費 」 と 並んで 「 ニートの子 」「 長生きの親 」「 熟年離婚 」 が あげられていたりして おー なるほどぉ と、妙に納得しつつ 身につまされたりしつつ さらに ページをめくると 以下のような 記載が.... 「 老後は 女性社会であることを 肝に銘ずるべし! 」 なるほどぉ シルバーコミュニティーは どこも女性中心で、 男性は 陰が薄いよね~ さらに 熟年離婚を 回避するために 教訓としてあがっていたのが 「 妻を 上司と思え! 」 「 妻に 勝とうとするな! 」 なるほどぉ だいたいさ~ ブツブツ... 男は ( うちの旦那の場合 特に顕著だが..) 女より男の方が偉いと 絶対に 思っているよね~ したがって、何ごとにおいても 無意識に 妻に勝とうとしているんだよね~ うちの旦那なんて、たとえば.... 娘に ホワイトソースの作り方を 聞かれても 魚の裁き方を 聞かれても ( どう考えても 隣にいる私に向かって 聞いているのに ) 主婦歴30年超の この私をさしおいて、 知ったかぶって、横から口をはさんで おぼろげでも あいまいでも かまわず 代わりに 答えてしまう人。 私の独壇場である 家事においてでさえ、 自分が 勝とうとするんだから..(ーー;) 考えてみれば 「 夫と対等でありたい 」 と 思っている 世の中の妻に対し 世の中の夫の大半は おそらく 対等であるのは 当たり前で できることなら 「 優位に立ちたい 」「 勝ちたい 」 と 思っているに 違いないわけで そもそも 土台から 違うのであるから 溝は 深い。 ブツブツ... 前置きが すっかり長くなってしまったが なんで 数ヶ月前に見たこの雑誌のことを いまさら思い出したかというと.... 前々回の日記にも 書いたように ここ数年、 週末は 土曜も日曜も 趣味のため外出して ほぼ不在だった旦那が ギックリ腰になり ( おかげさまで すぐ 治りましたが...) 土曜も日曜も家にいるという 最悪の事態に直面するにあたり 最悪の結果を予想していた 私であるが みなさんの期待に反して 予想外の結果に終わったので ここに ご報告申しあげよう。 レティチア 52歳 B型。 3連休だけでなく 先週の土日も引き続き 家にいた 殿さま旦那 54歳 AB型 と ひとつ屋根の下で 平和に共存することが できたのであーる。 だって、旦那ったら 以前は 「 おーい メシ 」 だったのが 「 そろそろ ごはん お願いしま~す 」 という 低姿勢ぶりで 「 ありがとう 」 も 随所に言えるようになっており 以前は お風呂のカビが 気になったら 私に 「 おい! 風呂場のカビ なんとかしろよ! 」 だったのが 自分で せっせと 浴槽のフタやら 風呂のイスやらを ベランダに 持っていき カビキラーを シュッシュツして 干して 夕方には 殿さま 御自ら 取り込んで 「 こんなに きれいになった 」 と 満足げに うれしそうに 私に見せに来たのだから こりゃ 驚きだ (^^) 25年勤務した 大学病院をやめて ストレスが 減り 初孫のナオちゃんが生まれて 無償の愛の存在を 知り そして今、 「 ○レジデント 」 を 読んで またひとつ 丸くなった 旦那! リタイヤ後の生活に ひと筋の 希望の光が 射し込んだような もしかして末永く 意外と仲良く やっていけるかも♪ と 思わせるような 5日間だったのであーる。 ただし 夜になり、 お酒を 飲み出すと とたんに.... 横柄で粗暴な 殿さま旦那に 戻って いつものように NHKのニュースを 見ながら 「 死刑! 死刑! こいつら全員 死刑! 」 と 叫び出すのでありますがね ブツブツ... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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