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カテゴリ:日々のつぶやき
うちの母は 書道家なので
お弟子さんもいるし、ファン ( ? ) もいて いただききものが とても多い。 お取り巻きさんたちのほとんどが 盆暮れのお届けものを欠かさない世代だということもあり お中元やお歳暮には いつも 30件を優に超える お届け物が 届く。 そのほとんどは 食料品であり 年寄りふたりで 食べきれる量ではないので 私が、実家に寄るたびに 「 食べきれないから 持って帰って~ 」 と言われることになる。 そんなわけで.... ご贈答の定番品である ジャム、 紅茶、 ドレッシング、 海苔、 かに缶 などなど 実家に行くたびに いつも何かしら もらって帰っては 我が家 & 娘宅 で 消費している。 ( ナオちゃんは 毎朝、 千疋屋や タカノフルーツパーラーのジャムを 惜しみなくパンに塗って食べている ) 食べ物を粗末にできない 戦中派世代の母は 私がもらってあげると とても喜んでくれるので 私としても、 もはや親孝行の一環だと思って 遠慮なくありがたく もらって帰ることにしている。 そんなことが 当たり前になっているものだから.... 「 たまに 料理にハチミツが必要な時があるんだけど、大さじ1杯とかだから わざわざ買うほどでもないし.... おばあちゃんちに 余ってそうだよね~ 」 と 娘も すっかり期待するようになっていて.... いつだったか れんげだとか、くりだとか、ひまわりだとか お花の種類別に瓶詰めされた 高級ハチミツの詰め合わせを 母が 出してきて 「 使わないんだけど、持って帰らない? 」 と 言われ 1,2個 もらって帰ったおぼろげな記憶がある レティチアは 「 あーー あるかも~ 聞いてみるよ~」 と.... 母娘ともども すっかり タカリ体質になっている 今日この頃。 先日、実家に寄ったおりに さっそく 「 はちみつ、余ってる? 」 と 図々しく 聞いてみた タカリ屋レティチア。 「 あるわよ、あるわよ 」 と うれしそうな母。 どうやらハチミツは、その後も消費できないまま お蔵入りしていたらしい。 「 あ、でも.... 賞味期限が 少し過ぎているかも....」 と 言うので 「 気にしないよ~ 」 と レティチア 即答。 母は、さっそく納戸をごそごそやって、ハチミツひと瓶 持ってきてくれた。 気にしないけど いちおう.... 瓶を裏返して 賞味期限を確認したところ そこに 刻まれていた日付は 2010年12月だった (ノ><)ノ ヒィ 「 うわぁ いくらなんでも、ちょっと... 」 と 言う私に 母は.... 「 ハチミツに 賞味期限なんて、あってないようなものよ~ 」 という持論を 展開。 よっぽど このハチミツの存在を やっかいに思っていたんだろう。 ( だったら さっさと捨てればいいのに... それが できない世代 ) そう 自信満々に言われて 「 そんなものかもしれない 」 と 思った B型単純オンナのレティチアは ありがたくいただくことにして 帰路についた。 家に帰って いざ 高級ハチミツ ( 賞味期限 2010/12 ) のフタを開けてみると.... ぬも~~~ぅ~~ぅ~~ 50年以上 生きてきたが いまだ嗅いだことのない 強烈な臭に 思わずたじろいだ。 酸っぱいような、リバースしそうな.... 「 鼻が曲がる 」 という表現は まさにこのためにあるようなものだ。 ( っていう詳しい説明は 誰も求めてないっすよね ) 期せずして くさったハチミツのにおいを 初体験することとなった レティチアなのであった。 母には 「 ハチミツくさっていたので 同じ賞味期限のものがあれば、早めに捨てた方がいいと思います 」 と、メールしておいたが たぶん 捨ててないだろうなぁ。 また何年かして 「 ハチミツ ちょうだい 」 と 言ったら 「 あるわよ、あるわよ~」 と 出してくるに 違いない。 そして私も、「 ありがとう 」 と もらって帰りそうな そんな予想が 当たりそうなのが 悲しい (T_T)) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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