ますます秋らしくなってきましたね。
今日は久しぶりにビデオ借りてきました。
井筒和幸監督の「ゲロッパ!」です。
いままで井筒監督作品は、何作か観ていますが、
観終わった後に なんともいえない「あたたかさ」を
いつも感じることができるのですよね。
凝った特撮なんかは一切ないんですよ。
シナリオも、結構 先が読めちゃったりします。
でもね それが 「ネライ」なんだな~
それが この監督の独特の「味」なんですよね。
きっと「感性」がとっても豊かな人なんだと思うんですよ。
今回の「ゲロッパ」の主演は、「西田敏之」さんなのですが、
「演技」は、やはり、「井筒」流にまとめてあります。
ある意味、、「喜劇」を見るような感覚でしょうか。
きっと この映画を観て「面白くない」と言う人もいるでしょう。
私は とっても はまってしまって「面白く」感じる事ができましたが。
井筒監督は、「出演者」をとことん 愛しているんだと思うんですよ。
出ている出演者の良い所が、とても生かされています。
しかも、その生かされているところは、、すべて「明るい あたたかい」というところなんですよね。
「人間ていいなぁ~」、、と思わせてくれます。
きっと監督は、この世の中も、自分が作る映画のように、
「あたたかい人間味」溢れる世界にしたいのだと思います。
この映画に出演している「常盤多香子」さんもとっても「綺麗」で、
素直で、、いいところがとってもよく出ていて、私も改めて惚れ直しました。
(ダウンタウンのマッチャンとはどうなっているのだろう??、、あ~私にもチャンスが欲しい~~(笑)^^)
脇役の「岸辺一徳」も「山本太郎」もなかなか「味」が生かされていていいですよ。
きっとまた、
ほんわか「心」があったまりたい時にこの映画を観ると思います。
特にずば抜けて凄いところはないんですけど
やはり「井筒和幸」、、良いです☆