アメリカの著名な死の研究者で、精神科医の
「エリザベス・キューブラー・ロス」さん
が
今月24日に老衰のため78歳で、この世を去ったそうです。
世界的ロングセラー『死ぬ瞬間』で死の概念を変え、
生涯を通じて「生と死」の考察に深いまなざしを注ぐ精神科医でした。
三つ子の姉妹として生まれ、
スイスで過ごした少女時代、難民救済活動、
ナチス強制収容所の出来事、医師への道、
結婚とアメリカへの移住、終末期医療と死の科学への取り組み、
夫との別離、体外離脱体験、詐欺及び殺人未遂被害、
ヒーリングセンターの設立、放火によるすべての焼失…。
など、この人の人生は波乱万丈でした。
私も何冊か本を読んだ事がありますが、人生の意味や、生き方について、
大変参考になりました。
特に「人生は廻る輪のように」
この本は、エリザベスの人生について語ってあり、衝撃を受けた一冊でした。
ご冥福をお祈りいたします。