161081 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

One Sweet Dream Will Come True

One Sweet Dream Will Come True

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2004/09/15
XML








<今日出会った素敵な本より>



ばら



・・・・・・・遠い砂漠の町に雨が降った。




その町には、もう何ヶ月も雨が降っていなかった。




雨乞いの祭りが行われ、多くの人々が、



雨の降ることを祈った。





それでも、雨は一滴も降らなかった。






あるとき、一人の旅人がその町を訪れた。



旅人も喉の渇きに苦しんでいた。






けれども、誰もその旅人に水を恵んでやれる余裕はなかった。



配給の水も尽きかけていたからだ。




旅人を可愛そうに思った一人の婦人が、



自分の飲み水を半分分けてやった。




旅人はとても感謝し、婦人に一粒の種をくれた。


ありがとう!!



旅人が去った後、



婦人はその種を地面に埋めた。




けれども雨が降らないので、



婦人は自分の飲み水を少しずつ分け与えた。





2週間ほどして、小さな芽が出た。

ki


婦人は毎日、自分の水を分け与え続けた。





隣の人がそれを見ていて、




「そんな無駄な事に、貴重な水を分け与えるなんて」と




非難した。





それでも婦人はかまわずに、自分の水を分け与え続けた。





植物はどんどん大きくなり、婦人の背丈ほどになった。






でもひとつ問題が起きた。




植物が大きくなった分、




婦人が分け与える事のできる水では、もう足りないのだった。





すると、





いつも婦人を非難していた隣の人が、





自分の水を少し分けて、植物に与えてくれた。





「どんな花が咲くのか、楽しみになって来たのよ。」と




その人は照れくさそうに笑った。





驚いた事に、翌日、植物は二つに増えていた。





近所の人がその話を聞き、




植物のために自分の水をわけてもって来てくれた。





すると、




その翌日には植物がまた増えていた。






やがて噂を聞きつけて、





町中の人がその植物を見に来た。





みんな自分の水を少し持ってきてくれた。





そうして植物はどんどん増えていき、





町の広場を埋め尽くすほどになった。





みんなどんな花が咲くのかを楽しみにしていた。






ある朝、植物が花のつぼみをつけた。




美しい虹色のつぼみだった。






きっと美しい花が咲くのだろうと、みんなささやきあった。








そして、花が咲いた。


hana




ガラスの風鈴のような花だった。







虹色の光が花に宿っていた。

nji






風が吹くと、その花が可憐な音を立てた。


utanoki




ベルのような音だった。






風が吹いて、花がいっせいに、リロリロと鳴った。






まるで花が歌っているかのようだった。






すると突然、





天空がにわかに黒くなり、





大粒の雨が降ってきた。






雨は乾いた大地に染み込み、





干上がっていた井戸を満たした。





町中が恵みの雨のなかで、歓喜に沸き立っていた。









その植物は、







「雨を呼ぶ花」だった。
hana














ばら






不満は、「求める心」から生まれる。





何にも期待せず、誰にも何も求めなければ、




不満は生まれない。





人はいつもどこかで、何かを求めている。




そして求める心は、「与える心」をつい忘れる。






自分がお腹がすいている時、



他の人もすいている事には気づきにくい。





そうして、多くの人は、



「まず 自分」 となってしまう。




けれども、もし、自分の中から人のために



「与える心」を出した時、




その人は




「自分がすでに与えられていた」




恵みに気づく事ができる。






「呼び水」は大河を呼ぶ。





気がつけば、不運もなかった、不幸もなかった、





すでに自分は、たくさん与えられていた・・・・・・・・






・・・・・・そんな「恵み」を私たちは誰もが受けている。




<夢わたり>加納眞士著 より






私も体を壊して入院、、手術をした経験がありますが、


その時ほど日ごろの何気ない事ができる幸せを感じた事はありません。


これからはもっともっと

「感謝」の心を持って生きて行こうと思いますね。






それでは皆様に素敵なことがたくさんたくさん訪れますように☆









<今日出会った素敵な俳句>




ばら





海ひろし



心せましの




お二人です



<さまあ~ず>


ばら


漫才師なの?哀愁でてるじゃん!!(三村のつっこみより爆)




(^з^)(笑)







ほっ









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2004/09/16 11:34:39 PM
[正しく生きるために] カテゴリの最新記事


Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X