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One Sweet Dream Will Come True

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2004/12/05
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カテゴリ:カテゴリ未分類





hana






私は音楽が大好きで、ジャンルは問わずクラシックからジャズ、ポップス、、千昌夫(笑)まで、、何でも聴きます。


あっツ誤解なさらぬように、、197@年生まれですので(笑)

気持ちは永遠の25歳。

さて話を戻しましょう。




私はオーディオが趣味なので凄い音量で低音から高音まで、スピーカーから体に向かって、

音のミサイルが体を突き抜けるような感じで聴いています。


、、そう、、まるで音の指圧をされるような感じとでもいいましょうか。



私の至福の時間なのです。





小さな頃から音に興味があった様で、



3歳の頃の砂の上を歩く時の、靴が離れる時に放たれる


「ザッ、っザッ」という音を


「うーん、なんて柔らかい音なんだ」


という感想を持った記憶がまだあるくらい音には敏感なんです。




スピーカーというのは、メーカーによってかなり音の指向が違います。


国産はとにかく癖がないです。なのでちょっとつまらない。。。





私のスピーカーはイギリスの「タンノイ」というメーカーで、


主に「クラッシック」に向いているといわれる物です。


とても優しい柔らかい音がします。


でもそれは、「ならし」を終えて、「ケーブル」や、「アンプ」「プレーヤー」、、その他の環境を整えての話です。


そういった、「環境」が、整わないとまるであっさりした軽い音しか出ません。



「諭吉」さんがたくさん必要な世界なんです(笑)



私のスピーカーは、ツィーター(高音を出す部分)と、スコーカー(中音)、ウーファー(低音)を出す部分が同軸型なので、


音の定位が良く、「ボーカル」も最高に、まるでステージの真ん中で歌っているようにバッチリ決まります。



「ジャズボーカル」にも最高ですね。



一度この音の魔力に取り付かれると、「ケーブル」(機械を繋ぐ線)にも何万、何十万円もかけることになります(笑)


本当に良い音に癒される感覚というのは、、「麻薬」を一度体験するのと同じではないのか、、という風に感じます。



もちろん、私は「麻薬」なんて使った経験はないですよ(笑)


しかし、「良い音」を体験してしまったら2度とそれ以下の「音」を聴きたいとは思わないでしょう。




そのくらい「良い音」には、「麻薬効果」があります。


何事も体験してみないと分かりませんよね。



一千万円もするスピーカーを買う人もいるくらいですから。



「山下達郎」さんはこう言ってます。



「オーディオ」にお金をかけ始めたらきりがない、、

「家」を買うのと同じくらいのレベルの話になる、、と。






このお話は長くなるのでまた日をあらためて書きますね(笑)







しかし、「オーディオ」というのは「音がいい」だけではなく、


「演奏者の魂の響き」が伝わってきた時も


「ゾクゾク」と、


体と心が震えるくらいの感動と癒しを得られます。




今日はその「音」と「魂の響きが伝わる演奏」の持ち主の一人を紹介しましょう。




その人は




「フジ子・へミング」さんです。





フジ子・へミング






日本人のピアニストの母と、ロシア系スウェーデン人のデザイナーの父との間にベルリンで生まれました。


5歳で日本に帰国し、母の手ほどきでピアノを始め、10歳でレオニード・クロイツァーに師事。


青山学院高等部在学中の17歳の時コンサートデビューを果たします。

その後数々の賞を受賞。



東京芸大大学卒業後、ヨーロッパ留学を夢見るが国籍の問題でかなわず、


29歳で難民として、ドイツに渡航。



ベルリン国立音楽大学に留学。




ベルリン国立音楽大学卒業後、ウィーンでパウル・バドゥーラ・スコダ氏の師事し、


今世紀最大の作曲家・指揮者の一人と言われるブルーノ・マデルナの推薦によって、ウィーンでのリサイタルが決定。




しかし、、リサイタル直前に風邪をこじらせて耳が聞こえなくなり、、


この時、すべてのコンサートをキャンセル。




その後、ストックホルムにおいて耳の治療に専念。



現在でも右耳の聴力は失ったままで、左耳は40%の聴力までしか回復していません。


耳の治療の傍ら、音楽学校の教師の資格を得、


以降、ヨーロッパの各地でピアノ教師をしながら、演奏活動を行います。


母の死後、1996年に日本に帰国。



1999年のNHKのドキュメント番組をきっかけに再び注目を集め、

デビューCD「奇蹟のカムパネルラ」は、


クラシック界では異例の50万枚を超える売り上げとなります。












「フジ子」さんの「リスト」、、「カムパネルラ」の演奏は


とにかく何か熱いものを「魂」に訴えてきます。


ただ演奏が上手いわけじゃないのです。


熱い何かがあります。


「彼女の人生」が演奏に、表現されているように感じます。



目を閉じて聴いていると、

まるで音が宇宙をクルクルと回転していくような感覚に陥ります。



素晴らしいです。




ちなみに大音量で聴きすぎて、「ツィーター」が壊れました(笑)




それでは、「フジ子・へミング」さんの本から素敵な言葉を紹介しますね。










「人生」






私は29歳でドイツに留学した。


世間一般から見て、これは遅いでしょ。


でも、遅すぎる事はないと思ってるわ。


何歳になっても、夢に向かえばいい。


今よりよくなる、前進してみせるって。


明日こそ、来週こそ。


私はもっと上手い演奏をするって


いつも思っていた。



不思議にだいたいそうなるのよ。



耳が聞こえないほうが、


人生楽しいと思えるようになった。



私がうるさいと思うような音、


悪口なんか聞こえないから、



かえって静かでいい。



どんなことでも、ひがんじゃいけない。




それを受け入れていくのが、人生よ。






フジ子・へミング  運命の力より









自分を信じて頑張っていく事の大切さを教えてくれますね。















若い時はちょっとしたことでもしゃくにさわって、


人を傷つけた事もあった。




それで、夜も眠れないくらい悩んだこともある。



でも、いやな事を乗り越えていけばいいのよ。




淡々と空でも見て。



人間がそんな気持ちになれば、戦争も起こらなくなるでしょうに。







ピアノの前にて  フジ子・ヘミング










今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。


それでは みなさん すばらしい愛の日々をお過ごしください☆




ほっ












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Last updated  2004/12/06 11:51:00 PM


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