161031 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

One Sweet Dream Will Come True

One Sweet Dream Will Come True

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

2005/05/30
XML
カテゴリ:





hana







こんにちは♪ハッピーカムカム☆のお時間がやってまいりました♪




皆様いかがお過ごしでしょうか☆








さて今日は先日私が読み終えた本を紹介したいと思います。














デッドエンドの思い出 よしもとばなな




[デッドエンドの思い出]よしもとばなな








よしもとばなな、、といえば、「キッチン」を思い出す私ですが、、





ちょっと前にばななさんが





NHKの「トップランナー」という番組に出演しているのを見ました。








その番組の中で彼女が






「今ままでのなかで、一番良く書けた作品、いちばん思うように書けた作品」






「これが書けたので小説家になって良かったと思いました」








と語っていたのが、この「デッドエンドの思い出」という作品です。










この番組を見ていて私は彼女の話しに引き込まれていきました。








なんといっても、彼女のなかには、




たくさんの「引き出し」があるということ。。。




「ボキャブラリー」がたくさんあるんですね。









過去に私が日記にも書いた「奈良美智」さんとも親しいのだそうです。








奈良さんの絵をイメージして書いた作品




「ひな菊の人生」というのも紹介していて




興味あるものが私と似かよっていることもあり、、





また彼女の作品を読みたいという衝動に駆られたのでした。













「デッドエンドの思い出」は、



表題作の他、『幽霊の家』、『「おかあさーん!」』、


『あったかくなんかない』、『ともちゃんの幸せ』
の5編からなる短編集です。







この5作品には、共通した「テーマ」があるように思われます。




彼女いわく




「子どもが生まれると、不幸で辛い話は書けなくなると周りから言われていたので、


今のうちに悲しいことや辛いことについて清算しようという思いからこの作品を書いた」











「妊娠中だったため、辛いことを書くのは胎教にも良くないと思ったが、


「もう書けないかもしれない」という思いの方が強かったので、、



子供が生まれるまえに書いておきたかった。」







・・・と言っていました。






読んでみると、、なるほど。。その意味が良く分かるような気がします。






私が読んだ全体のイメージは、



季節でいうと「冬」




はぁ~~と息を吐くと白く空気があたたまる。。。





そんな瞬間をとっても大切に思い、、








大切な人にたとえ裏切られても、






そのつらいときの気持ちを自分でしっかりと受け止め、







大切に大事に生きて、、





その時、、一瞬一瞬を愛おしく感じ、、






乗り越えていくうちに、新しい出会いと巡り合い 、








やがて春が訪れる。












そんな彼女の心の中のメッセージが込められた作品が








「デッドエンドの思い出」という作品なのだと思いました。














番組の最後で、ばななさんが、








「全部がダメなんてありえない。どこにスポットを当てるかに
よって全然変わってしまう。」











と言う事を言っていました。










つまり、人生でも小説を書く上でも、、









なにを幸せと考えるかによって、










また どの事にこの瞬間、、思考をめぐらせ、焦点を当てるかに よって、








感情もかわってしまうし、、物事の感じ方も変わってしまう。。。










そして、ポジティブに考えれば、










今をより楽しく充実して深く生きられるという意味なのだと思うのですが、、








なにか とても私には響く、素敵な言葉でした。








 







だから私は少し目を閉じて







不思議な成り行きで、







外側から見てしまった自分の世界を肯定する。











そして、いつかの時に別れていった人たちのために祈りを捧げる。











本当は別の形でいっしょに過ごせたかもしれないのに、







どうしてだか上手くいかなかった人たち。










本当の父と母、









昔の恋人、











別れていった友達達、










もしかしたら、そこにはあのひととの縁も含まれているかもしれない。












この世の中に








あの会いかたで出会ってしまったがゆえに、











私とその人たちはどうやってもうまくいかなかった。














でもどこか遠くの、










深い深い世界で、











きっときれいな水辺のところで、












私たちは ほほえみあい、











ただ優しくしあい、













いい時間を過ごしているに違いない、


















そういうふうに思うのだ。
















[デッドエンドの思い出]のなかの「おかあさーん」より
















よしもとばななさんは、精神世界のことなどさまざまな分野に詳しくて、






小説の中にもそれらが反映されていて、私は大変面白い人だと思います。






きっと恋愛の方でもいろいろ経験しているのかな?。








主人公の女の子とそれぞれの中で出てくる男のコとのやりとりが私は大好きです。








独特の空気感がありますね。










ちょっと失恋した後や辛い事のあった後などに





この「デッドエンドの思い出」はお薦めです。











そうそう!






わたしは「キッチン」のサントラが大好きなので紹介しようと思ったら、




「アマゾン」も「楽天市場」もありませんでした。





もう生産中止になったのかな。







唯一、、「アマゾン」で中古の「キッチン」のサントラが、なんと!!






「¥9800」で売られていました!






一枚もってるけど、、 






今度近所の中古やCD屋さんで安かったら探してみようっと♪






このCDはほんっと良いですよ~~♪お試しあれ~~♪










PS.よしもとばななお薦め本


ビビを見た! / 大海赫作・絵.



今度読んでみよっと♪








今夜は「あいのり」ですね!



「ヒデ」の恋の行方が気になりますねー。











ではまた!





(過去のハピカムの描いた似顔絵はこちらから観られます)


ココ









ほっ




「お絵描き掲示板」始めましたー!!!!


「お気に入り一覧」のよく行くページからどうぞ!

ちなみにココをクリックしても今日は行けます!



ココ


ぬぎぬぎ


[おえかき]というところをクリックすると
絵を描く画面に行きます。


みなさんご自由にたくさん書いてねー!!















































お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2005/05/30 09:17:47 PM
[本] カテゴリの最新記事


Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X