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One Sweet Dream Will Come True

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2006/11/22
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カテゴリ:映画








久しぶりに映画館に行ってきました。

観たのは私の最も好きな監督「岩井俊二」プロデュースの「虹の女神」。












































泣いちゃった。












そしてびっくり!!!!










第2章「ストーカー」が始まると、主人公「上野樹里」がCDショップでバイトするシーンが出てくる。









ん?











んん













んんんんん


!!!!











あれーここはーーー


!!!!









俺がいつも行ってるCDショップじゃん!!!!!!











そう、、





なんとこの映画、、私の住む街で撮影されたのだ!






今まで、岩井俊二監督作品には、私の住む街で撮影された事はリリシュシュの時、そして花とアリスの時など過去何度かあったのですが







今回はプロデュースということだったのでまさかまたこの街で撮影されていたとはビックリしてしまい、、








あ、、ここはあそこだ」

とか






あ、、あのCDショップに上野樹里鈴木亜美がきていたのか!くっそー知ってれば」


とか




「え!!あの公園でそんなシーンがあああ!」





とか








映画の内容が頭に入ってこない有様。。。。


ふぅ~~~ーー


まだ興奮からさめない私なのです。






なんというか、、私が学生時代過ごした小高い思い出深い場所があるのだけど、、


その場所で上野樹里演じる「あおい」が映画製作をするシーンがあるのだ。


実は、私もその近所で高校時代、文化祭のために撮影した事があったのでもうなんというか

その時の空気感が伝わってきて。。。。それだけで胸が熱くなってきたのでした。





ちなみに映画館には私を含め6人。


カップルが2組で私とあと女性が一人。




あ、、この女性は私の知らない人です。念のため。




私はこの人たちを見下ろす一番後ろのセンターの特等席にいたのだけど、、


もし一人だけだったら ず~~っと ぼろぼろ涙が止まらなかったかもしれない。


自分の住む思い出たっぷりの場所がスクリーンいっぱいに

しかも今をときめく俳優、女優が


そんな場所をバックにして演じられたらきっと誰もが同じ気持ちになると思う。

その証拠に


この映画、、エンドロールが流れ、館内の明かりがついたのにもかかわらず


誰もすぐには立ち上がらなかった。






実はそのとき私の頬にはまだ乾かない涙の筋が。。。。




だって、、この映画の最後のシーン、、



私の思い出の中にはいつも出てくる象徴の橋だったから。。。。




そのシーンが出てきたときは思わず鼻水が流れちゃうほどの静かな号泣。。。。




きっと場所を知らない人はこれほどの気持ちにはならないとは思うのだけど



それでもこの映画はなかなか良いのではないかと思います。





上野樹里は月曜日午後9時「のだめカンタービレ」に主演しているが


私はこの映画に彼女はとてもよくはまってていたのではないかと思う。


彼女には 何か光るものがあるんです。



胸が小さく,,ときめかない男児も多数いるかと思うが、

私はこんな女性にメロメロとまでは行かないが結構好きだったりするのです。



とにかくこの映画には彼女はぴったりでした。


素朴でどこにでもいそうな女の子なんだけど何かが違う。



そして見ている女性陣にも何か勇気とメッセージを伝える事が出来る新しい女優だと思う。


これからが楽しみですな。










↑ このシーンのバックの道は高校時代よく歩いた道なのだ^^!







主演男優の「市原隼人」も良かったと思う。



私がもし女性だったらこの子の瞳と笑顔にめろめろになるかもしれんなあ・・・とか、、


もしこんな男に夜迫られたら、今の俺は禁断の園に入ってしまうかな・・・

いや、、いや、、そんなことは流石にないだろう・・・とか


ちょっと変な事を考えながら映画を観ている自分がいた時間帯もあった。危ないあぶない。


しかしそんなことを考えさせるようなことをさせる「市原隼人」はリリシュシュのときから、

岩井俊二に認めさせ、今回この映画の主演に抜擢されるだけのことはあるなあと納得。



そして、やはり、リリシュシュの時、そして「花とアリス」と今回連続で岩井映画に抜擢された


「蒼井優」の存在に触れないわけにはいかないでしょう。



彼女の存在感は彼女があるシーンからこの映画に現われた時、


この映画に安心感と深みが増してくるという事で大きな大きな存在だと分かる。


この「虹の女神」では主人公「あおい」の妹役で目が見えない役を演じるのですが


自然で、この映画の切ないシーンから ひねると涙があふれてくる「蛇口」のような役割

主人公を優しく、暖かく包むように「ふんわり」と綺麗に演じている。



きっとこれからも「岩井映画」に抜擢される事は多いかもしれない。


「フラガール」にも最近出演するなど映画業界から引っ張りだこの彼女だけど私も映画監督だったら彼女を使ってみたいっす。


ちなみにあの辛口「井筒監督」が「フラガール」の彼女を見て絶賛だったのは印象的。





そしてそして


父役に「小日向文世」












この人のシーンはとても少ないけれど

娘を事故で亡くした父を演じる日本一の男優です。^^



彼は、「上野樹里」というキャラクターの「娘」の「父」に良く似合う。



そして娘を飛行機事故で亡くす父として切なく悲しい気持ちを十分観ている私たちに伝える事ができる。

スクリーンの中では突然の娘の死にもかかわらず決して号泣などしないのであるが回りを気遣う彼独特の演じ方がまた涙を誘うのです。


この映画の雰囲気にはぴったりの配役。








そして、、忘れちゃならないのは







「佐々木蔵之介」です。




私はこの映画のキーポイントはこの「佐々木蔵之介」演じる「あおい」の上司役にあると思った。




とにかく「優しさ」を伝える役。


もしかしたら「あおい」が、市原演じる「智也」を好きになる前に

こんな上司と恋に落ちるのかなと思わせるくらいの素敵な「上司」役なんですよね。







「県庁の星」を観た時にも思ったが彼の存在も映画界には大きな大きなオーラをはなっている。






そして、、唯一ファンには申し訳ないのですが



「相田翔子」だけは残念ながらこの映画には合ってなかった気がする。


「相田翔子」はテレビの中で見るのはスッゴイ好きで、胸もときめく。


しかし、、今回始めてスクリーンで観たがこの映画の雰囲気には合ってなかった気がする。



それは普段の彼女のイメージがあるからなのかもしれないけど、、


もうすこし違った女優でも良かったのではないかと思ったりしました。



ん、、もしかしたらそこをあえて狙ったのかなぁ~・・・・・・・


まあちょっとハッとさせるシーンや、ノーメークに近い彼女の顔のアップもあるので、

彼女のファンは必見かもしれないっす。







この映画は岩井映画独特のアングルや質感で作られた作品なので



「映画館」で観る映画であると思います。





それは岩井俊二はあえてくっきり鮮やかな画面にはしないので、

(今回の監督は熊沢尚人だが、岩井俊二の影響が強い)


「あわ~~い」そして、、「せつな~い」


昔の思い出を夢で見ているような気持ちにさせてくれるので、、


暗黙の中、大きなスクリーンで、映画の中に入り込んで、、

映画を観ながら夢を見る感覚に落ちて欲しいのです。






ストーリーは良くある話かもしれないけどなかなか素敵な作品になってると思いますので





まだ観ていない人はぜひ!!!ご覧ください!









最後に私の街がどこか分かるエンドロールが流れます。お楽しみに。














それからもしこの地を訪ねたい人には私がご案内いたしますよ♪





それではまた後日デジカメを買ったら、、


この映画に出てきたロケ地を写真に撮ってUPしてみたいと思っていますのでお楽しみに♪








帰りに「虹の女神」のパンフレットを買ったのですが、、

(映画のパンフレット買うなんて本当に久しぶり)




この中に、


映画の中で出てきた「○○○の指輪」の作り方や、


「智也」と「あおい」が一緒に虹をみる この映画の重要なシーンがあるのですが


それまで「北海道に行くしかない」といっていたカメラマンが、


この街の空をみて


「ここしかない!」と即決した話などが出ていてより感激しました☆











「虹の女神公式HP」













「ハッピーカムカム☆の過去の似顔絵はこちら」

















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Last updated  2006/11/23 04:07:13 PM


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