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みっちャん

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2011年06月07日
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昨日、TVタックルに武田教授が出ていたので、原発問題の確信に迫る討論が行われると思ったら、政治家、官僚は、みんな言いたい放題で収集がつかない内容でした。いわきのハワイアンズに避難している方が、「そんなゴチャゴチャ言い合っている場合じゃないでしょ」という言葉だけが、印象に残りました。


郡山市など、放射線量を下げるために学校の校庭の表土を削り取った土が今も校庭の隅に放置されています。校庭の隅とはいえ、その土は今も高い放射線量を放出しています。それを国は何もせず子供達が通う学校に置いておくということは、どれだけ危険なことかと武田教授は訴えていました。


それだったら福島原発の東電の敷地内に持っていくのがベストでしょという話に、政治家は笑うだけで聞く耳持たないようです。笑っている場合じゃないでしょ。だから被災地を置き去りにした話し合いだと言われるのです。おまえらの子供を、その土の前に立たせたら、どのような気持ちになるかいっぺん試してみろと言いたくなりました。あまりのいらだちにチャンネルを変えてしまいましたよ。


さて、福島第1原発で、放射性物質を含む汚染水を浄化する装置の試運転が6日から始まっています。ポンプなどの動作確認や水漏れの点検が終わり、装置に水だけを通して運転を始めました。15日には本格稼働する予定ですので、汚染水が溢れ出る20日のリミットには間に合いそうです。それまで大雨が降らないことを祈ります。


政府は国際原子力機関(IAEA)に提出する報告書の内容では、破損した1~3号機の原子炉圧力容器の底部から溶融した核燃料が漏れ出し、格納容器内に堆積している可能性を指摘しています。


格納容器まで溶けた核燃料が落下する現象は「メルトスルー」(原子炉貫通)と呼ばれ、「メルトダウン」(炉心溶融)を上回る最悪の事象です。これまで圧力容器底部で、制御棒の貫通部などが破損し、高濃度の放射性物質を含む汚染水が漏出したことは明らかになっていましたが、政府が公式にメルトスルーの可能性を認めたのは初めてです。まあ、いつものように、どうせ知ってたんでしょうけど・・・。


しかし、そうなると格納容器が原子炉を制御(冷却)できる最後の砦になります。これはとても恐ろしいことです。その格納容器も汚染水の流出を考えると穴が開いている状態でしょうから、冷却装置で水の循環が可能になったとしても収束させるには、まだまだ時間がかかりそうです。


先日、ドイツに日本から来た訪問者300人の被曝量を検査したところ、福島の南150キロ(東京の方向)から来たカップルが、1ミリシーベルト被曝していたそうです。人が1年で自然に受ける線量を彼らは数日で受けていたことになります。


150キロの場所でその値ですから、当然福島県内の方はもっと被ばくしているでしょう。それでも避難区域にならず生活されている方がたくさんいらっしゃいます。やはりこれは異常ですよね。


宮城県でもやっと学校などで放射線量を測定するところが増えてきましたが、0.1~0.3マイクロシーベルト/時と、以前に比べ広範囲で少しずつ数値は上がってきています。側溝や草むらなどでは1~4マイクロシーベルト/時を検出する場所もあります。


いまだに経済のため、年20ミリシーベルトが上限と語っている政府ですが、チェルノブイリの事故が起きたときは、年3ミリシーベルト以下の地域まで住民は強制的に移住させられました。


0.3マイクロシーベルト/時と聞いて、たいした数値ではないと思われるかもしれませんが、単純に計算すると、0.3マイクロシーベルト/時×1日(24時間)×1年(365日)=年2.628ミリシーベルトとなります。


つまり福島だけでなく、東北、関東のかなり広い地域で、チェルノブイリ原発の時は避難地域となったわけです。チェルノブイリでは、原発から30キロは、0.232マイクロシーベルト/時で、今も立入禁止にしています。また、日常でも0.16マイクロシーベルト/時で危険と認識しており、実際に大人が白血病になって亡くなっているそうです。


当時は8年ぐらい経てば蓄積量が20ミリシーベルトを超えるので、一部の子供ががんになるだろうと思われていたようですが、それが3年の9ミリシーベルトで子供ががんになり、亡くなっていったそうです。


この現実を見れば、国の掲げる年20ミリシーベルトの基準がいかに安全でないかが分かるかと思います。放射能の影響は数年かけて体(細胞)をむしばみ、ゆっくりと症状が現れます。このままの状態ですと、日本はチェルノブイリより多数の犠牲者が出ることでしょう。


そのチェルノブイリ事故を例に挙げ、NPO法人『チェルノブイリのかけはし』の代表である野呂美加さんの講演「いま、子どもたちを守るために知っておきたい放射能のこと」は大変ためになると思います。


代表の野呂さんは、25年前からチェルノブイリの子供たちを1ヶ月間、北海道で療養させるというボランティア活動をなさっている方で、実際に体験された経験談を交えてお話しています。子供達を守るためにも、ぜひご覧下さい。




















ドイツ気象台の明日6月8日の放射能拡散予測ですが、放射性物質は東北地方全域から北海道、オホーツク海沿岸にかけて広がる見込みです。






※予測は一定量の放射性物質が福島第1原発から放出されたと仮定し、濃度の違いを色の濃さで相対的に示したもの。現実の放射性物質の濃度を示すものではないです。


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最終更新日  2011年06月07日 17時54分07秒
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