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テーマ:今日のこと★☆(106021)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
台風12号の影響で、西日本の方々は河川の氾濫、土砂災害などで大変な思いをされているようですね。今日の午前3時には日本海側に抜けたそうですが、速度が遅い台風だけに今も西日本各地では激しい雨が続いていると聞いています。引き続き大雨や強風には注意して下さい。
厚生労働省が行っている市場食品抜き打ち検査で、埼玉県産の製茶3検体と千葉県産の製茶1検体から、国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されましたね。 5月下旬に購入していた千葉県産の製茶から規制値の5倍以上にあたる2720ベクレル、8月上旬に購入した埼玉県産の製茶からは最大で規制値の3倍以上の800~1530ベクレルのセシウムが検出されました。 やはり、自治体が言っているような流通しているから安全と思うのは、まだまだ早いようですね。自治体でも検査しているとはいえ、どうしてもサンプリング検査が主流でしょうから、高濃度に汚染された食品が流通する可能性はかなりの確率であります。 食品などの放射線測定ができる機械が絶対的に不足しているので、全量検査、毎日検査していたら、検査待ちで出荷などいつできるかわかりませんから・・・。そのため、実際に検査を行っているのは、ごく一部の食品なんですよね。 それを証明するかのように、厚生労働省が9月2日に発表した「自治体から入手した放射性物質の検査結果」によると、横浜市が検査した福島県浪江町産の流通品の牛肉から放射性セシウムが1キロあたり370~901ベクレル検出されました。神奈川県横浜市産の牛肉からも1キロあたり290ベクレルが検出されています。 宮城県産の牛肉流通品も、東京都が検査した結果、放射性セシウムが1キロあたり250~420ベクレル検出されました。500ベクレル以下の基準値以下とはいえ、宮城県知事が言うように、どんなに食べても大丈夫とは思えませんね。 しかし、牛肉は国から安全宣言が出されたんじゃなかったでしたっけ? こちら宮城県でも、県南の白石市、大河原町、丸森町の畜産農家計3戸が製造した牛ふん堆肥から国の暫定基準値(1キログラム当たり400ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表しました。 県による牛ふん堆肥の検査は今回が初めてというから驚きです(やっぱり宮城県はおかしい・・・)。検査した結果、白石市(700ベクレル)、大河原町(500ベクレル)、丸森町(800ベクレル)の各1戸で基準値超えが確認されました。牛ふんもそうですが、ふんをした牛はどうなっているのか心配です。 こんな感じですから、また風評被害と言われるかもしれませんが、もう少し落ち着くまでは放射線量が少ない地域の食品を買った方が良いかもしれませんね。 経済産業省原子力安全・保安院は、東日本大震災の発生直後に作成した東京電力福島第1原子力発電所1~3号機の事故解析・予測資料を公表しました。最悪の場合、3月12日未明に炉心溶融(メルトダウン)が起きうると予測しています。 やはり、ちゃんと震災翌日にはメルトダウンを起こす可能性があると予測していながら、「メルトダウンの可能性は無い」と国民に嘘を付き続けていたようですね。3月12日に原子力保安院中村審議官が「炉心溶融の可能性が高い」と語りましたが、次の日には西山審議官に交代させられてしまいました。 この国の官僚は、真実を語ると左遷、更迭されるようです。本当に酷い国ですね・・・。 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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