|
テーマ:今日のこと★☆(106018)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
昨日は武田教授のテレビ発言で、一関市長の抗議メールとそれに対する武田教授の回答をご紹介しましたが、タイミングが悪いことに昨日一関市で育成された2頭の牛から国の暫定基準値を超す583ベクレルと532ベクレルが検出されました。
この事実に対し、それ見たことかと言う気はさらさらありませんが、まだまだ放射能汚染という意味では、予断を許さない状況が続いているのだと思います。逆に言うと国の暫定基準値以上の肉牛は、流通させないようなしっかりとした検査体制になっているということですので、私のような40を過ぎた方は流通している牛肉は食べても問題無いかもしれませんね。 ただ、お子様に関しては、やはり汚染された食べ物は極力食べさせない方が良いと思いますので、親御さんは十分に気を付けてあげて下さい。子供は食べ物を選べませんから・・・。 このような状態にしたのは福島第一原発事故ですが、枝野幸男前官房長官は、東京電力福島第一原子力発電所事故後の3月15日未明、東電の清水正孝社長(当時)と電話で話した際、作業員を同原発から全面撤退させたい、との意向を伝えられたと語りました。 菅前首相もそうですが、皆さん職を辞すると口がずいぶん軽くなるようですね。東電は今でも、この撤退騒動を否定し続けていますが、このような方から話が出るとなると、間違いなく真実なのでしょうね。 原発事故を収束させるのはもう無理だと逃げようとした電力会社が、今も原発再開を目論んでいるとは、異常としか思えません。東電の撤退の意向に対して、政府は福島第一原発の吉田所長に確認を取り、所長が「まだ頑張れる」と言ったため、撤退を認めなかったそうですが、「もう無理」と言われて撤退を認めたらどうなっていたのでしょうね。 もし放置していたとしたら、水素爆発どころではなく核爆発を起こし、放射能汚染は今の比ではなかったでしょう。原発どころか数百キロ圏内は人が近づけるような状態ではなくなっていたでしょうね。 そう考えると、今回の教訓は絶対生かすべきだと思います。人間が制御不能になるようなものを使い続けてはいけません。もう原発は終わりにしましょう。 以前、福島第一原発のふくいちライブカメラに突然現れ、何かを喋りながら指差しをする作業員が映し出されていましたが、その作業員は私だと名乗り出た方がいらっしゃいます。 こちらに、指差しをしたのは私だという内容の文書が載っています。真相は定かではありませんが、画像の持ち物を見る限り、福島第一原発になんらかの形で携わっていた方というのは間違いないようです。 指差しを行った理由としては、観察するという方向に指差すという反対の方向を向けたい?と思ったからだそうです。言葉を「下層労働者」から「英雄」「作業員さん」に替えただけで、作業員の方々を"私たちとは違う特別な対象"にしてる点で変わらないよね、ということを指摘したかったそうですが、難しい言い回しで、ちょっと意味が分かりません。 おそらく見られている側も同じ人間だとか、そのようなことを言いたいのかと思います。さらに現在の使い捨て状態の作業員の扱いに対し、改善するよう抗議を行っている内容も見受けられます。 確かに、東電と言いながらも、実際に現場で作業を行っているのは、下請け、孫受け会社の方です。そこで1時間10万円とも言われている費用が、本人の手元に渡るときは1万数千円にまで下がっているとも聞いています。 福島第一原発が収束しない限りは、放射性物質は出続け、汚染は拡がる一方ですので、現場で作業を行う方には、なんとか手厚くできる仕組み作りを行ってほしいと思います。ここでも原発マネーをピンハネする輩が存在するとは悲しくなります。 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[原発事故・放射能関連] カテゴリの最新記事
|