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テーマ:今日のこと★☆(106012)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
また、福島第一原発事故当時の新たな情報が出ましたね。事故から半年経ってから、重要な情報が出てくる自体、おかしな話なんですけどね・・・。
福島第一原発1号機の格納容器の圧力を下げることができなかった場合に発生が想定される事象として、原子力安全・保安院が、敷地境界での被ばく線量が「数シーベルト以上」に達すると見込んでいたことが、情報公開法に基づき開示された同院の内部文書で分かりました。 7シーベルトが全身被曝の致死量と言われており、敷地内では人が生きていられない状況になる可能性が政府部内で検討されていたことになります。この文書は「1号機において耐圧ベントができない場合に想定される事象について(案)」と題され、保安院が3月12日午後1時ごろに作成しました。 保安院の文書では「ベントができない状態が継続する場合、約10時間後(午後11時)に大量の放射性物質が放出される」「気象条件によっては、発電所から3~5キロの範囲において著しい公衆被ばくのおそれがある」としています。 あの、記者会見での口を揃えて言った「大丈夫」発言が嘘だったことがよく分かりますね。やはり明らかに情報隠ぺいかと思います。まともな避難指示も出さずに、想定していたことが現実になったらどうするつもりだったのでしょうね。 いったい彼らは、人の命をなんだと思っているのでしょう。もう、後出しジャンケン発言は聞き飽きました・・・。 クリックするとPDFで確認できます。 この地図は文部科学省が7月29日に発表した2011年3月の放射性物質の都道府県別月間降下量の資料の中のセシウム137のみの降下量(単位はメガベクレルなので、表示されている数字を100万倍することでベクレルになります。)を各都道府県ごとにわかりやすく表示したものです。 数字だけの資料で見るよりも非常にわかりやすいですね。3月に、これだけの放射性物質が大地に降り注いだのですね。これなら、岩手、山形でのセシウムによる汚染牛(稲わら)、静岡でのお茶の汚染なども納得です。 宮城、福島は震災後、自治体が機能していなかったため計測不能となっていますが、本当に広い範囲に放射性物質が降下したのが分かります。いまだに放射性物質の放出は続いていますが、なんとかこれ以上汚染が広まらないよう収束させて欲しいものです。 と言っていたら、海洋汚染を引き起こしそうな記事を見つけました。 横浜市は中区にある南本牧廃棄物最終処分場に、放射性廃棄物を投棄する事を発表しました。中身は、市内で最も高い放射能が検出されている下水汚泥の焼却灰です。南本牧の処分場とは、海水面を埋め立て、新たな「ふ頭」用地を作りだす処分場です。 埋め立てに放射能汚染された下水汚泥の焼却灰を使うということは、放射性物質を海に投棄するということです。市のシミュレーションでは被ばく等問題無いとのことですが、そもそも海洋汚染については考慮しているのでしょうか? 灰については、コンクリートで固める訳でもなく、ドラム缶などの容器に入れる訳でもなく、 「扱いやすいように水分を含ませた状態、まあ、ボソボソくらいの状態にして投入します。」との事です。 汚泥の焼却灰の処理については、中間処理施設などの対応が決まるまでは、移動をさせず、厳重保管する事、それに対しての予算は国が負担すると国が名言しなければ、保管場所に困った自治体が、独自の法解釈を行い、今回の対応のようなことを強制的に行っていくと思います。 これでは、日本が本当に汚染国家になってしまいますよ・・・。 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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