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テーマ:今日のこと★☆(106012)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
DASH村のひまわり除染企画がスタートしたばかりですが、農水省からひまわりを植えてセシウムを吸収させる実験は効果が小さく、「現時点での実用化は困難」と発表されました。
農水省では、5月から福島県飯舘村などの放射線量の高い場所で、農地の放射性物質を除去する実証実験を行っていました。農地の表面を3~4センチ削った場合はセシウムを7~9割減らせることが確認されましたが、放射性物質を取り込みやすいとされるヒマワリを植えてセシウムを吸収させる実験は効果が小さかったようです。 5月に飯舘村で植えたヒマワリが吸収していたセシウムは1キロ当たり52ベクレル程度で、1平方メートル当たりで10キロのひまわりが育つとすると、現地の土壌中にあるセシウムのうち約2000分の1しか吸収できていない計算になります。 すでに多くの場所で放射能汚染を気にする方がひまわりを植えているようですが、結果的にはあまり意味の無いものになってしまいました。 専門家の試算によると、福島第一原発事故に伴って、放射性物質の除染対象になる可能性のある地域は、最大で福島県全体の7分の1に当たる約2千平方キロに及ぶそうです。もし、その土地に対して、土を削り取る除染を行ったとすると、除染土壌の体積は東京ドーム80杯分に相当する1億立方メートルに上るそうです。 ひまわりの除染も効果無しという結論に至ったため、結局は一番の除染方法は土を削り取ることのようですが、家や道路などは高圧洗浄するとしても、さすがにこれだけ広い地域の土を削り取るのは現実的に無理があるかと思います。 特に山間部の除染に関しては、除染自体ができないというのが多くの専門家の意見です。除染の必要性は認識していても、実際に全面的な除染は難しそうですね・・・。 田崎和江金大名誉教授の「放射性物質吸い取る細菌 タンザニアで発見」ということで、除染効果があったとの報告がありましたが、そちらの研究はどうなっているのでしょうかね。 昨日、横浜市が放射能汚染された下水汚泥を埋め立てに使用するのは、海洋汚染につながるのでは?という話を書きましたが、同じような考えの方がたくさんいらっしゃるようで、横浜市に苦情が相次ぎ、この計画は当面凍結することになりました。 林市長は記者会見で、地元住民や港湾関係者などの理解が得られていないことを理由に挙げ、「説明不足だった。申しわけなく思っている」と謝罪しましたが、凍結の期間については「1、2年のように長い時間はかけられない。国とも相談したい」と語っていました。汚泥焼却灰の保管場所は、横浜市だけでなく、どこも満杯寸前で、国の早急な対策が求めらます。 仙台に面白い趣向の居酒屋がオープンしました。その名も「復興支援酒場」です。売上げから営業経費を差し引いた店舗の利益全額を東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県に寄付するそうです。営業期間は来年9月30日までの約1年間となります。 この酒場では3県の地酒計94種類を提供し、食への不安をぬぐい去るため、独自に食材の放射性物質検査を行っています。仕入れ額を下げ、寄付金を増やすため、食材や酒類などの現物供与も受け付けています。 私も復興支援のため、会社の帰りに行かなければなりませんね。ただ飲みたいだけだろという突っ込みは無しでお願いします(;^ω^)。 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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