昨日は朝４時過ぎに震度３の地震があり、すっかり寝不足です(；´Д｀)。ゴゴゴゴ・・という長い地鳴りの後、揺れたので、これ以上大きくなるなよと思っていたら治まってくれました。そのお陰で、二度寝はできなくなってしまいましたが・・・。


細野原発事故担当相が７月２３日、宮城県丸森町で「宮城も原発からの距離は近い。（健康調査に）対応できるところは対応する」とした発言で、宮城県議員が「その後動きがない。どうなっているのか」と議会で村井知事に質問を行いました。


村井知事は「国からは連絡がなく、動向が不透明」と説明し、「国の責任で健康調査を実施してもらいたいと要望しているが、県には今のところ何もない」と答弁しました。


村井知事が示した見解について、政府の復興対策本部は「県が必要だと判断すれば、すぐにも動くことができるのだが…」と語り、２２００億円に上る予備費の一部が使えるとの認識を示しています。


県単独としての具体的な対策は無く、知事は完全に県民を見殺しにしています。宮城県南は福島県伊達市と同じレベルで汚染されているのが分かっているのでしょうか。県から国に対して即座に要望すべきです。


こちらには何度も書いていますが、宮城県知事は、放射能汚染対策に関して事故当初から、かなり否定的でした。まだ放射能汚染範囲が明確になっていない３月に、すでに県として安全宣言（根拠が不明ですが・・）を行い、農作物が売れないのは風評被害だと言い続けて来ました。


しかも安全宣言を行ったのだから農作物や水、土壌の放射能汚染の測定はする必要が無いと、放射線測定も行いませんでした。放射能汚染範囲が明確になってきてから、やっと測定を始めましたが、その後は皆さんご存知のとおり稲わらや肉牛の汚染問題が発覚しました。


この対応の遅れで、宮城県では放射線測定を行っていなかった期間に関しては、東電に賠償請求できないようです。一体彼は何を考えているのでしょう。これでは知事として失格です。


肉牛の出荷再開の検査でも、消費者に数値を見せても分からないからキロ５００ベクレルを超えているか否かだけ公表すれば良いと、消費者を侮辱するような発言を行い、物議をかもしだしました。


あなたの行動、発言全てが風評被害の原因だと、なぜ分からないのでしょうか。県民からの訴えを無視し続ける知事は絶対許せません。


もう、いい加減うんざりですが、東京電力の電気料金算定のもとになる見積もり（燃料費などを除く）が、実際にかかった費用よりも、過去１０年間で計約６千億円高いことが、政府の「東京電力に関する経営・財務調査委員会」の調査でわかりました。


原発事故の対応で、かなり呆れていますが、今度は電気料金原価の捏造とは、どこまでも食えない会社ですね。そもそも電気料金は原価に一定の利益を上乗せして決められています。つまり、原価を捏造しなくても電力会社は決して赤字にはならないような仕組みになっているのです。


それだけでも異常だと思うのですが、さらに利益を増やそうと原価を高めに設定する行為は絶対許せません。どれだけ非常識な会社なのでしょう・・・。やはり東電は一度解体しなければ、駄目かもしれませんね。


こちらでは原発２０ｋｍ圏内の街の様子をレポートしています。コンビニ内部はＡＴＭや食品が略奪されており、今も３月１１日のまま、時が止まっています。


ホワイトデーのギフトパックが置いてあるという記事を読んで、こちらでも震災後、スーパーが営業再開した時は同じように置いてあったなと思い出しました。ホワイトデー前の震災だったこともあり、３月末なのに結構買い求める方が多かったのを記憶しています。


こちらの被災地でも、津波に流されたＡＴＭなどは、バールなどでこじ開けられたものが結構ありました。また、津波で残された家屋、商店、コンビニなどからも、商品や現金などが、かなり盗難にあったと聞いています。


こんな火事場泥棒的な行為は人として絶対許せませんが、原発２０ｋｍ圏内でも、やはり同じような状況のようですね。むしろ人が避難して出入りしていない分、自宅の盗難被害は多いようです。


こちらに住んでいた方々が以前の暮らしに戻れるまでには、どれぐらいの時間が必要なのでしょうか・・・。



すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m