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テーマ:今日のこと★☆(105952)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
昨日、世田谷での放射線量の高いホットスポットの話題で大騒ぎになっていますが、区が本日13日に実施した専門業者による測定では、高さ1メートル地点で毎時3・35マイクロシーベルト/時と前回計測された値より高い数値が検出されました。区は除染を含めた対応策の検討を急いでいます。
また、船橋市アンデルセン公園の詳細放射線量調査速報では、「織のアトリエ」近くの雨どいからの雨が流れる先の土で、世田谷のホットスポットの約倍である5.82マイクロシーベルト/時が計測されました。現在、公園協会に報告・対処実施方向で検討していただいているそうです。この線量は、年間に換算すると30.5ミリシーベルトで、国が避難を促す目安としている20ミリシーベルトを超えています。 横浜のストロンチウム検出もそうですが、このようなホットスポットは、横浜や世田谷に限った話では無いということをご認識下さい。福島第一原発から離れれば離れるほど、危機管理が薄れ、アバウトな調査しかしていないことが考えられます。 しかし、現在の飯館村よりも高い線量が、遠く離れた場所で検出されるのは恐ろしいことですね。気になる方は、線量計をレンタルするなどして、家の周り、公園などのお子様が頻繁に行く場所を計測することをお勧めします。 昨日、広島県内在住の母親2人の母乳から微量の放射性物質が検出されたことを書きましたが、母乳が危険だと思って粉ミルクに変える方への情報です。こちらは「新生児のお母さんに知っておいて欲しい母乳と粉ミルクについて」ということで、粉ミルク会社の放射能検査への取り組み、どこの原料を使っているかなどが書かれていますので参考にしてみて下さい。 チェルノブイリ原発事故後の住民対策に取り組んできたベラルーシの民間の研究機関、ベルラド放射能安全研究所のウラジーミル・バベンコ副所長は、日本政府が設定した食品や飲料水の放射性物質の基準値が甘すぎ、「まったく理解できない」と批判、早急に「現実的」な値に見直すべきだと語っています。 例えば、日本では飲料水1キログラム当たりの放射性セシウムの暫定基準値は200ベクレルです。一方で、ベラルーシの基準値は10ベクレルで、20倍の差があります。 ベラルーシでは内部被ばくの影響を受けやすい子どもが摂取する食品は37ベクレルと厳しい基準値が定められていますが、日本では乳製品を除く食品の暫定基準値は500ベクレルで、子どもに対する特別措置がないことも問題視しています。「37ベクレルでも子どもに与えるには高すぎる。ゼロに近づけるべきだ」と指摘しました。 まあ、当然といえば当然の批判ですね。なんせ我々日本国民もあの政府の決めた暫定基準値は高いと思っていますので・・・。あの数値で安全だと言っているのは、日本政府と自治体ぐらいです。 間違っても500ベクレル以下だといって新米を安全だと流通させてはいけません。暫定基準値は「暫定」ですので、今後の健康被害を考えれば、ただちに解除すべきです。 こちらは「ふくしま新発売 農林水産物モニタリング情報」の米の本検査結果です。セシウム134とセシウム137の数値を足しあわせて、ウクライナのパンに相当する20ベクレルを超えるものを抽出すると172件ありました。 つまり、1割のコメは、基準値を変えるだけで汚染米になってしまうわけです。そして、その米が国の後ろ盾があって流通しています。当然、福島だけでなく東北、関東でも少なからず、そのような米は存在します。 その状況下で、子供に20ベクレル以下の米を食べさせ続けるのは至難の技ですが、それでも子供達を守るために我々はなんとかしなければいけません。 にほんブログ村 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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