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テーマ:今日のこと★☆(105947)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
世田谷での騒ぎは、住宅の床下にあったビンから高い放射線量が検出されたため、福島第一原発事故とは無関係なことが分かりました。ビンの表面で1時間当たり600マイクロシーベルトもの高い放射線量が検出されています。文部科学省が調査した結果、ビンの中の物質は、がんの治療や蛍光塗料などとして使われる放射性物質のラジウムの可能性が高いそうです。住宅には、今年の2月まで女性が住んでいたそうですが、健康被害には無かったのかが気になります。
船橋の公園に関しても、毎時5.82マイクロシーベルトという驚くべき数値でしたが、再測定の結果、最大で毎時1.55マイクロシーベルトという数値になったそうです。それでも放射線の数値としては十分高いです。 世田谷の件は理由が分かり、これで一件落着という報道が多いですが、実際には、国の放射性物質の管理がいかにずさんだったかが分かります。民家の床下にそんな危険なものが存在しているのですからね。放射能は目に見えませんので、もしかしたら皆さんの近くでも、福島第一原発事故とは関係の無い、高い放射線を発している場所があるかもしれません。 こちらは2008年のニュース記事ですが、千葉県野田市で、放射性物質のラジウム226などをドラム缶に入れたまま敷地に長年放置していたそうです。文科省が撤去を指導しましたが資金難でできないため、建物内に移動して保管し続けることになったそうです。こちらは今、どうなっているかは分かりません。 しかし、暫定基準値も存在せず、法で被ばく限度量が年間1ミリシーベルトだった2008年の段階で、放射線量が最大毎時5マイクロシーベルトもあるのに、文科省が「健康被害は考えられない」としているのには、かなりの問題があるかと思います。どう計算しても1ミリシーベルトははるかに超える値になります。 この時点では、我々も放射能に対する知識はほとんど無かったため、この発言に対して指摘されることは無かったかもしれません。でも、放射能の作られた安全神話は、この時にもう存在していたのですね。 世田谷の件は、福島第一原発事故のホットスポットとは関係無かったかもしれませんが、横浜や世田谷で高放射線量が検出された報道が行われてからというものの、せきを切ったように至る所で高放射線量が検出された報道が行われるようになりました。なぜ今まで大きくマスコミで報道されることはなかったのでしょうかね。 学校の雨どいで、目安超す放射線 東京・大田区 軽井沢で1マイクロシーベルト超 学校の雨どい下などで測定 東京北区 比較的高い放射線量 などなど・・ これまでも個人や科学者の方のブログなどでは、どこで高放射線量を検出したという情報は流れていましたが、マスコミはほとんど取り上げることはありませんでした。情報操作、情報隠ぺいだとは考えたくはないですが、どうもマスコミの報道にもそのような背景があるように私は感じます。しかし、我々の知らない間に、こんなにも日本は汚染されていたのですね。 武田教授はご自身のブログで、「日本はダメになってしまったのですから、外国で生活するように自衛することです。それには、1)ストロンチウムはセシウムがあるところはある、2)カルシウムをとっておけばかなり防ぐことができる、と覚えて自衛してください。国、自治体、専門家、NHKは信用できません。」と語っています。 日本を捨てて、外国で生活することが自衛策かと思いましたが、そのような気持ちで自衛しないと、もう日本では駄目だと言っています。確かに、福島第一原発から数百キロ離れた場所でも、高濃度に汚染されたホットスポットが見つかり始めていますし、家畜の飼料以上に高い暫定基準値をクリアした汚染食品が堂々と流通している様を見れば、そう言いたいのは十分理解できます。 さらには安心、安全を後押しするような国、自治体の公表、マスコミの報道で、我々は何を信じて子供たちを守っていけばよいのか分かりません。とりあえず、私は本当に海外避難するのは経済的に無理なので、子供には教え通りカルシウムを食べさせることにします。 にほんブログ村 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年01月13日 13時41分15秒
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