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テーマ:今日のこと★☆(105945)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
昨日の日記で書いた、文部科学省の奥村副大臣が「もんじゅの火は消してはならない」と発言した件もそうですが、福島米の出荷に対しても、JA全農に農林水産省から圧力がかかっていたそうです。
福島県は、全国4位の米どころですが、「国がいくら安全と言っても、消費者心理としては『たとえ1ベクレルでも、放射性物質が含まれているお米は口にしたくない』と思うでしょうね。だから全農でも自主的に調査を行い、ND米(放射性物質を機械で検出しなかった米)しか流通させない方針です」とJA全農福島米穀部の担当者は当初語っていました。 やはり、全農福島でも暫定基準値以下だから消費者が納得するとは思っていなかったようです。しかし、この全農福島の努力に対して「待った」をかけたのが農林水産省だったそうです。「農水省は、国の方針に対しての“反逆”を許さず、全農本部を通して、「(500ベクレルを下回った米を故意に流通させないのは)好ましくない」という圧力をかけてきたというから驚きです。 おそらく稲ワラが家畜の飼料になるとも知らない農水省の官僚が、自分らで決めた暫定基準値を守らないことが気に入らないのだと思います。それで、福島米が売れなかろうが、国民が内部被ばくしようが、彼らには関係無いのでしょう。 本当に酷い話ですよね。国が国民の安全を第一に考えれば、よく決断したとは言っても、暫定基準地以下なんだから出荷しろとは間違っても言わないでしょう。今のところ、全農福島では、態度を変えていないようですが、今後どうなるか心配です。 昨日の日テレ系「真相報道 バンキシャ!」見ましたか?世田谷の高線量は福島第一原発事故との関連性は見られなかったものの、大田区や北区などのごく狭い場所(マイクロスポット?)で高い放射線量が検出されています。 番組では、専門家を連れて、葛飾の住民が独自に検査を行っているのに同行し、線量の検査を行いましたが、やはり雨水の排水溝近辺は、どこも高線量が検出されました。世田谷の数値など可愛いもので、中には世田谷の3倍である9.5マイクロシーベルトの線量が確認されました。 エリアとしては狭いものの、至るところに点在していますので、やはり除染が必要かと思います。すでに関東も他人事ではなくなっているようです。 また、福島では、自治体が動いてくれないと自主的に除染したり、専門業者に委託して10~20万円を支払って除染を行ったりしているようです。時間が経てば経つほど被ばくは進みますので、当然の対応かもしれませんが、国、自治体はいったい何をやっているのでしょうか? 以前、こちらでも取り上げましたが、亡き奥様との思い出を偲んで70代の男性が一人でバス旅行に参加し、隣の乗客から「どこから来ました?」という質問に対して「福島から」と答えたところ、急に席を移動し「放射能がうつるぞ」と罵声を浴びせられ、バスを途中で降り最寄り駅まで徒歩で帰るような事件がありました。 その方のご子息さんが、その内容をブログで紹介していましたが、今回、バス会社からこの件に関しての回答が来たそうです。そちらについてもブログで紹介していますが、バス会社も酷い対応ですね。 リンク先に詳しく書いていますが、要約すると、罵声を浴びせた本人の氏名・住所は教えられない。旅行会社としてはツアー代金、経費は負担するし、当社(旅行会社)の商品券30万円を渡すのでこの件は無かったことにしたいという内容でした。 私が息子さんじゃなくても、このバス会社の対応には怒りを覚えますね。本人から直接謝罪は当然あるべきですし、名誉毀損の事実もあるわけですから、バス会社としてツアー中のいざこざの対応を行わなかった責任もあります。 こんなことがまかり通るのであれば、今後も同じようなことが起こる可能性があります。そうさせないためにも、このバス会社と罵声を浴びせた方に対して訴訟を起こすべきです。 こちらは、東日本大震災時の東京各局の同時マルチ映像です。各局がどのような対応を行っていたのかが分かり、かなり興味深いです。 丁度時間的に民放では番組の切れ目ということもあり、NHKの緊急地震速報以外はCMがしばらく流れているのが分かります。その後、地震のテロップが流れるようになり、緊急特別番組に切り替わっていきます。テレビ東京がテロップを流しつつも、しばらく通常放送をしていたのが印象的です。 にほんブログ村 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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