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テーマ:今日のこと★☆(105941)
カテゴリ:原発事故・放射能関連
放射線量が周りより高いホットスポットを見つけた場合、連絡を通報窓口にしてもらえば線量の測定や除染を支援する体制を作ると、政府が発表しました。最近数多くホットスポットの報告が相次いでいる(マスコミが取り上げ始めている?)ことから、市民や自治体からの発見に対応するそうです。すでに支援の取り組みがある福島県を除く全地域が対象です。
通報窓口は、文部科学省内に24日から年末まで設置します。ホットスポットの目安は、地表1メートルの高さの放射線量が周辺より毎時1マイクロシーベルト以上高い地点となります。例えば東京都新宿区の場合、現在公表されている空中線量が0.056マイクロシーベルトですので、1.056マイクロシーベルト以上あれば連絡することができます。 窓口は文科省原子力災害対策支援本部特別測定班03・5253・4111(内線4630、4631)、午前9時半~午後6時15分。ガイドラインはウェブサイトに掲載されるそうです。 しかし、以前から市民団体によるホットスポットはかなり見つかっていますが、急にマスコミが取り上げるようになったため、対応したのでしょうか?それとも対応する準備ができたため、マスコミが取り上げるようになったのでしょうか?どうも震災以降、全てを疑う癖が出てきて駄目ですね。 しかし、関東ではトップニュースになる高線量のホット(マイクロ)スポットですが、福島以外でも宮城や岩手でホットスポットが見つかっていますが、全国版で報道されることはほとんどありません。宮城県南でも民家の軒下で5マイクロシーベルトの線量が確認されたとローカルニュースで見ました。 こちらも岩手の地元新聞が取り上げたものですが、武田教授とのバトル?で有名になった一関市で、市内の小中学校などで局所的に高い放射線量(空間線量率)が測定されたと発表しました。最大で、3中学校と1無認可保育所で、文部科学省の線量率目安(毎時1マイクロシーベルト)を大きく上回る毎時10マイクロシーベルトを測定し、除染作業を急いでいます。 市教委によると、9月26日から今月17日までに、小中学校や幼稚園、保育園など138施設を測定し、92施設(489カ所)で文部科学省の線量率目安を上回りました。10マイクロシーベルトを測定したのは一関中、花泉中、川崎中と一関市花泉町のマルキの家ニコニコ託児室です。 いずれも雨どいの排水口や、雨どいのない軒下など雨水が集まりやすい地点で測定された。校庭や園庭では、1・28マイクロシーベルトを観測した折壁保育園の園庭を除き、目安を上回る値は測定されていません。 どうですか、凄いことだと思いませんか?宮城県南ならまだしも、福島第一原発から東京と同じぐらいの距離の託児所で10マイクロシーベルトを計測したのに、どこも全国的に報道していません。これが東京だったら大騒ぎですよね。 震災もそうですが、福島第一原発事故も他人事と思っているうちは取り上げず、自分に災難が降りかかり始めると一気に大騒ぎして報道し始める姿は、とても異様に映ります。マスコミも、いまだに中央と地方の色が強いのでしょうか? それではもし、東京で福島第一原発と同様の事故があったとしたらマスコミはどのような対応を取ったのでしょうか?今回のように政府の犬として情報操作・隠ぺいの片棒を担ぐのか、それとも自分の身の危険を感じ、真相究明に走るのか?どうなるのでしょうね。 今まで普通に見聞きして真実を常に報道していると思い込んでいたマスコミですが、原発事故後、実はいろいろな利権、権力によって真実を歪めて報道していることに気が付きました。それらの異なる多くの情報から、真実を見出す作業を我々が行わなければいけない時代に来ているようですね。 にほんブログ村 すみません。クリック協力お願いしますm(_ _)m お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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