昨日書いた福島市の大波地区のコメから国の暫定基準値を超える１キログラム当たり最大で１２７０ベクレルの放射性セシウムが検出された件ですが、大波地区で農家をされている方が事前に県や市に検査するよう依頼していたようです。


こちらにその内容が詳しく書いていますが、これをそのまま信じると、県や市は大波地区の高濃度汚染は知っており、それなのに検査していなかったことになります。線量の低い場所をピックアップしてサンプリング検査を行えば、当然暫定基準地以下の数値しか出ないでしょう。


読み取り方が間違っているかもしれませんが、事前の調査で土壌汚染が１万ベクレルという結果が出ているのであれば、米を作ってはいけなかったのではないでしょうか？しかし、農家の方いわく作るなという指示は無かったということです。


今も福島を応援しようと、好んで買ってくれている消費者は少なからずいます。それなのに、その方達を裏切るような行為だけは絶対許せません。あるべき姿をしっかり見せて、だから安全、安心ですよと自信を持って言って欲しいです。


こんなことを繰り返していては、本当に安全なものだけを出荷しても、誰も相手にしてくれなくなります。今からでも遅くありません。福島県の自治体は真摯な行動で消費者の信頼回復に努めてください。お願いします。


昨日、東京都の空間放射線量率モニターで品川区の空間線量が毎時３マイクロシーベルトを超えたという情報を入手し、日本が終わったと一瞬落胆しましたが、どうやら測定機器の異常が原因の可能性が高いようですね。






公式な見解は出ていませんが、現在品川区の測定表示されていないのと、一時的に上昇している線がほぼ直線になっていることから、なにかの異常で線量が累積表示っぽくなった可能性が高いそうです。


それに気付いてリセットなど何かしらの操作を行ったのか、一瞬で元の数値に戻り、その後は安定した状態になりました。このような公開していて多くの方が見ている数値の異常は、すぐに訂正文を入れるべきかと思います。


おそらく品川区でツイッターなどから情報を入手した方は、かなり慌てたと思います。情報を公開することは好ましいことだと思いますが、常に正しい情報を提供しなければ意味がありません。風評被害同様に、信頼できると思わなければ、誰も信用しないからです。


この辺りの危機管理を日本がもう少し気をつけてくれれば、国民も少しは信用する気になるのですが、どうも隠ぺいするのに一生懸命に見えて信用する気になりません。



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